ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6829,閑話小題 〜大相撲も終わってしまえば
* 大相撲も終わってしまえば
当初の予測どおり、白鵬が43回目の優勝。もう一人のモンゴル人横綱の鶴竜は
直前に休場。 白鵬とタッグで交互に休み、片方が優勝を狙うパターン。
休場しても罰金をとられるでなし、横綱特権を利用するのは至極当然。翌場所は
2人以外に優勝を譲り、翌々場所はどちらかが… 相撲協会としては、次の世代が
育つまで興業としての体制維持をするしかない。その時節が来年いっぱい。
貴乃花が相撲道とか訳の分からない?問題提起をしたお陰でガチンコ(真剣勝負)
が大勢を占めて、面白くなった反面、怪我が激増してしまった。
――
* 映画観賞 :ゾンビランド:ダブルタップ 評価85点
前作を見たような見てないような、如何だろう? 滅茶苦茶に残酷にゾンビを
殺していく内容に、直に慣れてしまうから恐ろしい。親しくしていた人が嚙まれた
瞬間、ゾンビに変身する。それを非情に殺すのだから、正視できないが、それも
演出の味付けにしてしまう。
〜内容といえば〜
<2009年に起きた爆発的なウィルス感染で人類がゾンビと化して10年。当時、学生
だったコロンバスは「二度撃ちして止めを刺せ」「人を見たらゾンビと思え」など
独自に編み出した「生き残るための32のルール」を守り、数少ない仲間と共に
ゾンビ社会を生き抜いてきた。だが、10年が経ち、ゾンビたちもパワーやスピード
が増した新種へ進化。新たな生存者の仲間を加えたコロンバスたちはルールを
さらに強化、生き残りを懸けた戦いに挑んでいく。>
―
▼ 上映開始から30分は、あまりの残酷な内容に、<判断ミスで失敗した!>と
思いきや、その時間を過ぎると、その残虐性に慣れてしまっている自分が…。
「人間でなくなったゾンビを非情に切り捨る社会そのもの」の比喩と考えると
末恐ろしい。己の老化で解ることは「生の質の止ることなきゾンビ化の自覚」。
――
* この年齢ともなれば
第二の人生に入ってから8年半も経過したが、同年代も含めた第一の人生には、
生きてきた訳ありが、それぞれある。あと50日で74歳。1年と50日で、後期高齢者
の仲間入り。御迎えが来ても追い返す必要もない。 とはいえ、日々が面白くて
仕方がない少年のような気持の領域が限りなく残っている。…同年代には歪んで
いる人が多いように思われる。 加齢はゾンビ化への道というが… 値引商品に
「訳あり」と表示されるているが、それは、キズモノの意味もある。まあ、肉体
だけでなく、精神も歪むのは生命なるが故。
・・・・・・
6465,つれづれに哲学 〜平等と公平の違い 〜1
2018年11月25日(日)
* 平等と公平論 ―平等実験、公正実験国家―
「平等」と「公平」、この似ている言葉には、実は大きな違いがある。
その違いの認識が曖昧のまま使われていることが、世の中を悪くして
いる大きな原因の一つとなっている。資本主義と社会主義の違いが、端的な
事例であり、数千万、数億単位の殺戮に至った。その残物が国家形態として、
国家理念として存在している。その背景には数日前に記した、「公正世界仮説」
の妄想が根太く、深く根付いているためである。
〜 先ずは、ネットで定義を検索すると…
≪ ・「平等」 個人の資質、能力、努力、成果に関係なく一定の規則通りに
遇するシステムとなっていること。
・「公平」 すべての人に対し、機会が均等に与えられており、成果を上げた者が
評価され、報われるシステムとなっていること。
人間社会は「公平」でなければなりません。これを「平等」と勘違いをして
いる愚か者が社会システム造りに参画すると、とんでもないことになります。
世界では100年あまり前に国家レベルで、「すべての人間は平等でなければ
いけない」ということで共産主義という考え方が生まれ、かなりな数の国で
「平等実験」が行われました。結果はそれらの国すべての経済体制が破綻し、
人間は「平等」という考え方で集団をつくると殆どの人が
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11月25日(月)
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