ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5868,トランジション 〜人生の転機に、トランジション理論 〜2
レポートを読んだことがある。「随想は想いを書くもの。その想いを書くとは
思い出を書くこと。多くの経験の中で、記憶として残っているのは、その人に
とって大きなインパクトのあったこと、それを書きなさい」という論に、
ハッとした。 これは、毎日新聞の夕刊に「しあわせトンボ」に5年前から
二年半の間、連載されたエッセー。なかなか味わいがある。
ーまずは、心に響いたものから、取り上げてみる。
≪ 司馬遼太郎さんが学校嫌いで図書館が好きだったことは有名だ。
それは中学一年の英語リーダーで先生にニューヨークの、地名の意昧を質問
したことからはじまる。なんと先生は「地名に意味があるか」と怒声を上げた
という。司馬さんは帰り道、市立図書館に寄ってニューヨークの意味を知る。
独学癖がつくようになるそもそもだが、一方で「いい先生につくに越したことは
ない」とエッセーで言い添えている。 いい先生というと、アメリカのある学校
で数学を教えていた先生の話を思い出す。その先生は数学を教えることが自分の
仕事だと思っていたが、ある日、「私の仕事は子供を教えることである」
と思い直す。つまり科目「数学」から科目「子ども」へのチェンジである。
「数学」を教えていれば子どもに完全な答えを求める。しかし「子ども」
を教えるのだとなると、それは最終の目標ではなくなる。やがで子どもたちも
変わってきて、成績がぐんぐん伸びたエディという子はこう答える。
「先生に習うようになっでから、自分が好きになったんです」
「こころのチキンスープ」で知った話だが、・・・ ≫
▼「数学を教えるのではなく、子供を教えるのが仕事」は、さすが。
この随想日記、「自分のために、同調したこと、心に響いたこと、記憶に
残したいことなどの雑記帳・記録帳」と割り切っている。忘却のためのメモ帳
ということ。そう割り切ってしまえば恥も外聞も何もない。「偉そうなことを
書いている割に全然、成長の跡などみえないじゃないか」と言われれば、
「全く、その通り!」である。未来の自分は、現在、そして過去の自分の
子供と想定。 その子供のために書き残すと思えば、逆に手が抜けなくなる。
「未来の自分は、現在と、過去の子供」という言葉、我ながら言い得て妙。
とすると、過去の自分は現在の親になる。あまり良い父親ではない?
まあ、いい、この子(私)を見れば、仕方がない!
・・・・・・
4032, 「人生の知恵」ノート ー4
2012年04月09日(月)
ー 人生を成功に導く言葉ノートより ー
* 先延ばしは命どり
「仕事で失敗する理由で一番多いのが先延ばし。一度やりはじめれば
意外と簡単に片付く。とにかく先取りで問題を解決すること。
* 尊敬など、されようと思うな
孤高の姿が敬意を呼ぶ。無理に尊敬されようとしないこと。
* ツキを見極める
新しい事を始めるときは、運の風向きに敏感になり、
好機を待つ間に準備を進めよう。
* 引き際を見極める
勇敢な攻撃と同時に退くこともたたえれるべき。引き際のタイミングが大事。
幸運の女神は、その頂点が高いほど、期間が短くなる。絶頂期を見定めたら、
引き際を考えるべきだ。
* 欠点を直すこと
人は他人の欠点を見逃さない。あなたの実力を点検した上で、
欠点だけに注目、悪し様に言い立て、他の長所をかすませる。
* 二回目の挑戦を必ずする
一度失敗しても、必ず二回目の挑戦をすること。一回目の失敗を取り戻せる。
成功より失敗の方が多いが、二回目に成功する確率は一回目より遥かに高い。
多くの挑戦は二回目に成功が多いという真理を知っておくべきだ。
* 現実的に生きるべし
賢者は思ったふうに生きられないとしても、できる限りのことをする。
運命が与えてくれないものを惜しむのをやめ、運命が与えてくれたものを
大切にすべきだ。現実が理想を支えることを知ろう。現実の土台が弱ければ、
理想は単なる重石となる。未来の理想の自分を明確にしたうえで、現在すべき
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04月09日(日)
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