ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5627,お金に強くなる生き方
国が衰るとオリンピックやサッカーのワールドカップの成績が良くなるというが。
そういえば以前ほどオリンピックに大騒ぎをしなくなった。不景気で、
浮かれていられないということか。 そろそろ国内外の政治も動き出してきた。
9月から年末にかけ、中東のシリア、イランか、ユーロ圏の経済危機で焦臭い
動きがで始めるだろう。 今のところオリンピックへのテロは起きてないが、
無事終了して欲しいもの。テロリストも国を背負っているので躊躇するのが
道理だが、それが通らないのが彼ら。
* 地平線の距離は?
地平線という言葉は、何か私たちを惹きつける。「どの位?」というと、
20キロか、30キロと思うが、実は4キロ強。一番身近では海原と空の境目
がある。海岸線に100Mの展望台をつくったら、36キロ先とか。タンザニア
のセレンゲッテーの草原で、360度の草原の地平線を見たが、これは感動もの。
私たちが数十キロ先の山や海原が見えるのは段差があるため。
* つれづれに
この時節、早朝のポタリング(自転車散歩)の帰り道、子供のラジオ体操の
帰り姿と出くわす。その姿を見て、「この子供たちは60年、70年先も生きて
いるのか!」という思いが出ている。つい最近までは、そんなことは無かったのに。
一線を退いたこともあるのだろう。羨ましいとか、気の毒にとかいう気持ちは
無いが、これが昔からの年寄の気持ちだったのだろう。最近、隣家が取り壊され
更地になって3ヶ月経つが、幼児二人を連れた父親が、日曜日に空き地の中で
楽しそうに佇んでいた。恐らく近く着工が決まっていて、近い将来、家族で住む
のを楽しみにしている姿が良い。人生で一番、幸せな時である。
・・・・・・・
3790, この世界株安、リーマンショック激震の津波!
2011年08月11日(木)
先週末からニューヨークで始った世界株安、アメリカ、欧州で数日で一割
近く下げたが、昨日は日米の株式市場で、反発をして終わった。ただ今週、いや
今月一杯がどうなるかだ。あのリーマンショックから、あと一ヶ月で三年になる。
そろそろ津波の本体が到来時期になる。この世界同時株安が、それである。
この津波は今後数年間は次次と押し寄せることになる。リーマンショックから三年、
日・米・欧の政府は、その対策の投入などで破綻寸前、国債もデフォルト寸前の
事態に陥っている。その結果として世界同時株安に本格的突入とみてよい。
そして、その次に来る大津波がハイパーインフレである。これが世界を覆うのは
二年後から三年後。 これで世界は大恐慌の真っ只中に入る。三年前のリーマン
ショックは、数百年に一度の経済的大変動の事象であるのは、言うまでもない。
それを何とか世界各国が緊急対策で抑え込んでいたが、対策を出し切り限界に
きてしまったのが、この世界株安。ドルとユーロは瀕死の状態で、その崩壊も
世界株安と同時に崩壊の危機。 80円代前半で推移していた円も、ここで76円
代に入ってきており、年内に60円代もある。この事態は体力を使い果たした日本
にとって大打撃。そうこう考えると世界恐慌が現実の脅威として姿を現してきた。
日本の地方経済は20年前のバブル崩壊、10年前の9・11テロ、そして3年前の9・15
のリーマンショックで致命的打撃をうけた。そして、この東北大震災である。
この直撃をうけた一現象が、当方の倒産だった。ビジネスホテルは景気の変動に
敏感に左右する。だいたい30年の経験則からみて当方の売り上げ減は、
その半年後から他の事業にも現れ出てくる。直線的に右下がりになるのではなく、
波状に上下を繰り返しながら、右下がり続いてくる。 東北大震災は布置
(最悪の時に不思議と、最悪の事象が重なって起こる)である。そして元社会党
左派が、この時期に権力を握ってしまったのも布置。 今回の恐慌は、1930年代
の恐慌とは規模が遥かに大きくなるのはいうまでもない。結果からすれば、
中国が破壊と再生を繰り返し、世界のエネルギーの中心になっていく。これから
起こる大恐慌も、その布置のひとつである。世界的にみても、前半は東北大震災。
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08月11日(木)
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