ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5571,閑話小題 〜せこいのは、日本の民度
の法則と呼ぼう。この法則はあなたにも当てはまる。これは子供じみた見方では
ないだろうか。幼稚な性格を暴露しているのではないだろうか。こういう自己
中心的な見方で世界を見るのは、子供だけだからだ。だが、私は自分の幼稚な
世界観を大切にしている。私はセラピストが要求する大人らしさと戦う。
成熟と死は、似た者同士だ。私は精神科学者の冷淡で断定的な見方に抵抗する。
彼らは私たちにレッテルを張るが理解はせず、私たちを分析するが愛さず、
私たちに関して黒か白かと割り切った冷淡なレポートを書くことはできるが、
私たちの喜びや愛情、悲しみなどの感情について、そして自分自身の感情に
ついてはたった数行すらも書くことはできないのだ。 私は絶対に大人に
ならないことを誓う。子供らしい見方を絶対に失わないこと、喜びを感じる
子供の部分を絶対に捨てないと、子供のすばらしい自発性、魔法のような
創造性、純真な心を絶対に投げ捨てないことを誓う。私は自分のなかの
子供らしさの最後のかけらにしがみつきながら(死ぬことがあるなら)死んで
いくだろう。子供の持つ畏怖の念と純真さがあってはじめて、死を体験する
ことができると思うからだ。 空の星を見てごらんなさい。
三百六十度、ぐるりと回って眺めてごらんなさい。 あなたは宇宙の中心に
いるのではないだろうか。部屋のなかにあるものを見てごらんなさい。
あなたが回転すれば、あなたから見て、部屋のなかのものもあなたを軸として
ぐるりと回転しているではないか。それを認めなさい。あなたはあなたという
宇宙の中心にいるのではないか。もしわれこそ自分の宇宙の中心を占める王様
だと思わなければ、他の誰かか他の力がその場所を占めることになる。
他人が自分の中心を占めているということは、自分が他人にそうすることを
許可しているからに他ならない。だが、すでに学んだとおり、他の人や力を
そこに置いているのは「自分の力」だ。王位に就かせたり、宇宙の中心に
置いたりする力を自分が持っているならば、私たちは自分自身にもっと敬意を
払うべきではないだろうか。 これについて、さらによく考えてみよう。
私の許可なくしては、どんな人もどんなカも私の宇宙の中心部を奪い取る
ことはできない。だとすると、許可という言葉は、力を意味する言葉になる。
私はどんな人でも私の中心を占める許可を与える。私は自分の宇宙の中心を
占める許可を自分自身に与える。あなたに、私の師に、神に与える。
だが、許可を与えるのは私自身だ。】
▼ 仏教的教えが建前上、根づいている日本で、ー人生は「自己中心」
の法則が握っているー などという本音はなかなか書けない。
最近になって、遺伝子学者ドーソンが、「すべての動植物の遺伝子には、
遺伝子自身の繁栄を優先するような メッセージが組み込まれている」という
‘「個の利己主義」「種の利己主義」=「遺伝子自身の利己主義」’の研究
発表をした。だから自己御都合主義が良いと言っているわけでない。
それが、生物、人間の原点であり、社会は、それで成り立っている前提を
認めるべし、ということ。そのエゴのぶつかり合いが裁判で議論になる。
その渦中の弁護士が言うから、言葉が重い。
・・・・・・・
3369, Youtubeでみる津波の映像
2010年06月16日(水)
何度もYoutubeでスマトラ沖地震の津波映像を見ているが、百年か五百年に
一度の経済恐慌のイメージとして見ると、現在の置かれている立ち位置が見える。
マスコミで放映するものは、生きている人が逃げまどって姿や、人々が流されて
いく映像を全国放送では流せないが、Youtubeは次から次へ生々しいのが出てくる。
津波が押し寄せてくる直前まで人々は何が起きているか理解できないのである。
そして、気づいた時には大波に流されていく。 映像は、あどけない子供が
大波に浚われるリアルのものもある。20万とか30万人が亡くなったというが・・
この映像から現在の経済恐慌を類推すると、アメリカの金融恐慌という大地震
を震源とした大津波が日本に押し寄せている。「輸出産業の拠点として名古屋が、
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06月16日(木)
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