ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5426,閑話小題 〜シネマ、『白鯨との闘い』が面白い!
あまり悲しまなかった仲間はまた同じ方法でアタックして死んでしまう。
生き残った悲しみの人たちは、もっと安全なマンモス狩りの方法を考える…。
このように、本来は生存適応してきたユウウツが、人類の発達とともに、
かえって不利に働く場面がでてくる。たとえば、人類に言語が発達すると、
マンモス狩りの方法は行動より言葉で伝達したほうが効率的であり、
悲しみによって行動が停止してしまうデメリットのほうが大きくなる。
人間社会が複雑になると、ボスザルの世代交代のように円滑にいかなくなり、
ボスの座を追われてもウツ状態になってはいられず、巻き返しをはからざるを
得ないケースもでてくる。このようにして、遺伝子に囲い込まれユウウツに
関する内部的なルールと外部環境がかならずしも適合せず行働に無理が生じる。
野村教授それがうつ病に発症につながるかもしれないと述べる。】
ー日本の論点2012ー他人を責める「新型うつ」片田珠美 より
▼ 「ユウウツ」は本来、ぽ乳類以上の高等動物が生存に適応するために獲得
した感情で、適者生存のため必要な病とは、面白い見方である。人生の節目は、
大方が挫折、絶望のカタチで、表立った心の病としてウツが押し寄せてくる。
それは、本人にとって内面の切り替えどきであり、竹の分厚い節と同じで、
独りで耐えるか、病院通いになるか、自死に至るかの瀬戸際になる。
しかし断崖絶壁の危機を独り耐えないと、それまでとの切替えは不可能である。
これは、ボスの座を追われたボスザルの屈従信号のサインと同じ。
それは当事者としても、ギアの切替えになる。現在の日本が、その立場にある。
「一億二千数百総うつ病」状態である。その怒りの攻撃対象が、首相と政府に
集中するため、一年で引きずり下ろされる。その背後にいるアメリカも間接攻
撃をする。そのため、奪略対象として冷静に操作が出来る。
振り返れば節目時は鬱だった!
・・・・・・・
3590, 戦略ネット会議システム −2
2011年01月23日(日)
K氏の話. そのメンバーの人物像が面白い。大手企業、官僚と渡り、
大手銀行に応募をして入社した人物の面接での応答に驚いた。「貴方は我社に
対し何が出来るか?」に対し、「貴社が潜在的にやりたいと望んでいたことを、
掘り起こして達成しててみせます!」という。 実際にやってのけるだろうし、
その新しい実績が本人にとって、さらにキャリアになる。その本人も凄いが、
探して採用する会社も、時代のなせるわざ。ネットのY社のキャリア女性の感覚
が初めて見る人種とか。東北の電鉄会社の開発の人が、線路に直接バスを乗り
入れる開発のチームを組んで・・・とか。 中国、インドなど新興国向けの
ネット上のセキュリティー・ソフトに絞り開発している会社とか、聞いている
だけで面白い! それらの事業戦略のコア部分に、互いに知恵を出しあえば、
多くの切口から多くの事業ヒントを得ることが出来る。 秘密漏洩の問題も
あるだろうが、互いに戦略をマナイタに上げて、複数の脳で練りこみをした方が、
内容はアップする。そこにはある種の独特のアルファー波が出ているのだろう。
その現場の空気を一度吸ってみたいもの。「潜在的に、やりたいことを掘り起こし、
新たに顕在化すること」こそ、企業にしろ、個人としても革新ポイントのコア。
この事業戦略の互いのケース・スタディーは、その辺に焦点を合わせているはず。
ところで、「現時点で、会社にしろ個人の、潜在的にやりたいと望んでいること
は何? それを練り上げあげているのか?この恐慌の一番底が来年に到達しようと
する中で、どうする?」そう簡単に答えはない。考えつくし、身を委ねるしかない。
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3225, 死もまた愉し
2010年01月23日(土)
孤高の文士・結城昌治が死の直前に語った「死とどう向かいあったか」
の言葉がよい。50代には、ハッキリした絶対言明があった。
「60歳までに、それ以降の人生の全てを成し遂げること」。
そして、還暦をむかえて一人「もとをとった!」と、ほくそ笑んだ。
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01月23日(土)
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