ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5314,下流老人 ー②  〜下流老人への転落
みている。更に最近では、「二人の息子の年齢に自分は何をしていたか」も
重ねみるようになった。先日、こういう見方を「親子年表」として存在している
ことを知った。考えることは皆、同じである。父が66歳時に、私は22歳。
父が亡くなった71歳時に27歳。1973年であった。 父の享年まで私は、
あと5年になる。そろそろ最期の身辺整理の時期に入っている。
父は最期の仕事に自分の財産を生前贈与をして亡くなっていった。
それが私の人生を大きく支えてくれた。両親の愛情を物心とも直接、間接的に
受けたことが最大の財産である。その意味で家内も私と同じように恵まれた両親
だった。その相性が良かった悪かったで人生が大きく変わる。これこそ最大の
ツキの善し悪しになる。 それに甘んじて一生、親の世界から抜けられなく
過ごし、死の間際に慌てて生き急いでいる人を秘境ツアーで何人も出会ってきた。 
「ハッとしたら、既に老境。親のいうとおり生きてきたが、自分の人生が何も
無かった。死に病になり、何時死ぬか分からないが、このままでは死ねない。
その何かが世界の果てにくれば少しで分かると思い立ち、参加した!
帰国すれば大きな問題が山積み」という一身上の話を偶然、山道で隣り合わせに
なった60過ぎの一人参加の女性から聞いた。死に直面した時に大きく動揺する
のは、「やりたいことを、してなかったため」という。結果がどうあれ、現在、
心が安定しているのは、60歳までに、前倒しにして遣り尽くした感があるため
だが、これは大きい。これがないと、周囲のマイナス探しで自分を肯定する
しかない晩年になる。ほぼ九割の人のそれは周囲の誰かを具体的に特定すれば
見て取れる。団塊世代と、その子供の世代の特徴を親子年表にし、時代背景から
見ると、その特徴が浮かび上がってくる。その世代間格差が、あまりに大きい。
逆に団塊世代の親の世代をみると、太平洋戦争に大きく翻弄された最も困難な
時代である。それからして終戦直後の団塊世代前後の人が奇跡的に恵まれた
時代に生きたことになる。自分の親と子供を重ねると、100年、150年の
視界が鳥瞰できる。
・・・・・・・
3842,iPadと、アプリ、あれこれ ー3
2011年10月02日(日)
 どうも不思議なことがある。マスコミが、タブレットPCを殆ど報道
しないことである。恐らくマスコミがタブレットPCに脅威を感じている
ため、ニュースの素材として避けているのでは?と思うのは私だけでないはず。
先日も中学校の同期会に持って行こうか迷った位である。同年代の彼らなら、
このアプリを見たら腰を抜かさんばかり驚くはずだが嫌味とも受けとめられる
可能性もあるので止めたが・・ それだけ、これは私にとっては大きな
インパクトになっている。モバイル携帯が出回っているので、それほどでも
ないかも知れない? しかし、モバイル携帯と、タブレットとは違う。
・アマゾンが読書専用のタブレットとは別に、多機能タブレットPCの分野に
 進出すると報道された。現在、他のメーカーでiPadに対抗できるところは
 ないが、対抗できるとしたらアマゾンしかないと言われた。対抗馬としての
 本命のお出ましである。
・シャープも社運をかけてタブレットPCに打ち込んでいるが、
 売れているふうではない。
・先日、大型家電のタブレットコーナーに行ったところ、各メーカーの特性
 のあるタブレットが並んでいた。その一つにソニーが、近くに売り出し予定の
 メガネケースにソックリな二つ折りで、見開きのものがあった。モバイル
 携帯二個分が折りたたみになったようなもの。これなら落としても壊れに
 くいし、持ち物として小物の範疇になる。
・富士通は、小型ノートパソコンの画面が取り外せるタブレット式。
 これも便利で抵抗なくタブレットに移行できる。 ー話しをiPadに戻す。
 これを使いこなすポイントはアプリとの出会いになる。それとブログと
 ツイッターも、いま一度、探してみる必要がある。パソコンとの接点が飛躍的
 に増えるからだ。 忙しい人ほど、タブレットは有効。特にビジネスには

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10月02日(金)
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