ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5027,読書脳 ぼくの深読み300冊の記録 ー4
  * 合理的に疑う=哲学的ジョーク 
ある被告が殺人の容疑で裁判を受けていた。有罪を示す強い証拠があったが、
死体がなかったのだ。被告人の弁護士は最終陳述で奇策に出た。「陪審員のみなさん、
これからあなた方をびっくりさせようと思います。殺されたはずの人間が、一分以内に、
この法廷にはいってくるでしょう」 かれは法廷のドアのほうを見た。動転した陪審員
たちは、いっせいにドアを注視した。一分間がすぎたが、なにごともおこらなかった。
弁護人はいった。「死んだ人が廷内に歩いてはいってくるというのはわたしのでっち
あげでした。ところが、あなた方の全員が期待感をもってドアのほうを見ました。
つまり、だれかが殺されたかどうかについて、わたしはこの事件では合理的な疑問が
あることを、あなた方に示したわけです。あなた方に『無罪』の評決を下されるよう、
求めなければなりません」  (字数制限のためカット 2011年12がつ19日)
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3180,今年の総括
2009年12月19日(土)
 今年も総括の時期になってしまった。 
去年のリーマンショックや、中国・深川大地震のような大事件は無かった。オバマが
一月末に正式にアメリカ大統領に選出、日本では自民党が惨敗し民主党の鳩山政権が発足。
それと新インフルエンザが本格的な流行を始めたことと、WBCで日本が優勝、マイケル
・ジャクソンが亡くなったことぐらい。 身辺でも金融恐慌の暗い雰囲気が漂ってはいたが、
亡くなった人は従妹一人。来年は、その分だけ大きな経済的事件や、国際紛争も起きそう。 
今年は、中休止の年というところか。しかし日本経済は厳しさを増している。当方も
新潟国体で何とか息をつけたが来年は大きなイベントは見当たらない。来年は来年だが、
気持ちは暗くなる。 今年を歴史的に振り返ると、「ハイパー・デフレが始まり」
「新インフルエンザが本格的に蔓延」、「自民党が崩壊、民主党が政権を取り」
「国債発行が予算を超えた」が、キーワード。決して安泰の年というのではなく急な坂を
転げ落ちていく境目の年である。私自身、25年ぶりに海外旅行に行かなかったことである。 
9月に行こうとしたが、新インフルエンザの世界的な拡大に迷いが出て、キャンセル。 
今からすると、行っておくべきだったと後悔をしている。この恐慌の中、行かない判断も
正解だったのかもしれない。2001年9月11日のテロと、去年の9月15日の
リーマンショックの激震で、世界は大動乱に入ってしまった。 その二つの津波の
ウネリが大きく覆い被さってきているのが、昨今の大不景気の原因。 
今年も無事?終わりそうだが、来年はどうなっているか? 神のみぞ知るである。
・・・・・
2815, 不況景色 −4
2008年12月19日(金)
 今回の金融危機で、まずは日本の自動車、住宅、電気メーカーが大打撃で、
深刻な事態になっている。その一つが為替差損である。一円のドル安でトヨタで
400億というから、120円から87円となれば、33円×400億=
一兆三千億円以上になる。数年でトヨタでさえ倒産というのも肯ける。ニュースで
ホンダのトップが涙目で、異常事態と言っていたが、果たして如何だろう?  
野口悠紀雄の『円安バブル崩壊』の中では、ー「金融緩和政策と為替介入によって
生み出された異常な円安バルブが崩壊して、本来の状態に戻りつつあるだけ」と指摘。 
金融崩壊までの景気拡大は、企業の“選択と集中”による企業体質の強化や、
改革による効果というよりも、異常な円安バブルがもたらしたものだという。
( この本は2008年5月29日に発行だが・・)
 昨年8月以降に急激な円高が進んだが、日米の金利差や消費者物価上昇率を比較
すると為替レートは1ドル=60〜70円程度。世界でほぼ同一品質のものが販売
されているマクドナルドのビッグマックが課税前価格で日米で同じ価格の為替
レートを算出すると1ドル=79円に相当するという。 これから考えても、
きっかけは金融危機としても、円高は円安バブルの崩壊の70円代というのも肯ける。

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12月19日(金)
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