ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4997,暴走する世間 −11
   なっていく時代の状況は変わってしまった。「下流社会」という言葉も出ている中、
   誰もやらないことをやるのが政策の仕事。
▼ 著者は、辛口の経済学者として著書、雑誌で度々みかけ、その論調も痛快である。
 エピローグで、ここで再び世界を不安感が覆いはじめていると警告。その不安を呼び
覚ましている言葉を二つあげている。その一つが「財政破綻」。二つめが「二番底」という。
財政破綻は、国家破綻を意味している。その二の「二番底」は「死に至る危機」が襲う
恐ろしいこと。これは当初からあったが、目先の緊急措置で当面の間、乗り切ったに過ぎず、
根本問題の先送りをしただけ。その先送りの問題が、再び立ち上がっている。
「国家財政破綻」これが、恐ろしいのである。欧州では、理想的なEUが発足されたが、
さっそく、この金融恐慌で、その脆さが出てしまった。先行き、真っ暗で、世界恐慌への
引き金を引きそうな事態に。      
・・・・・・・・
3150,「要は如何受け止めるか」である!
 2009年11月19日(木)
   「いやな気分の整理学」―論理療法のすすめ  岡野 守也 (著)
 最近、どうもこうも不機嫌なことが続く。年齢的からみて通らなければならない
60歳前半の欝症だろうか。それまでは、いやな事があっても次の事象が起これば直ぐに
切り替えが効いたのが、年齢的な衰えからから、以前のように切り替えに時間がかかり
何時までも引きずってしまう。
 いやな出来事A(失敗・陰口・争い)→ 結果C(落ち込み・腹立ち)が生じると、それは
失敗や陰口と思いこむ。しかし論理療法のABC理論は、AとCの間にB(Belief)を入れる。
出来事・A →  考え・ビリーフ・B →  結果としての感情・Cとする。
「いやな出来事と感情の間に、それに対する受け止め方・考え方があり、それが感情的な
反応を決める」要は「どう受け止めるか」である。Bで肯定的思考に変えることで、暗い性格
から、明るい性格に換えてしまう。 論理療法の創始者エリスは「ねばならない」
「であるべきだ」「であってあならない」「はずがない」という非合理な思い込みが、不健康な
否定的感情につながると指摘。「絶対にうまくやらねばならない」「私の人生は完璧で
あるべきだ」「こんな不公平があってはならない」という思い込みが、いやな出来事Aを
いやな気分に変換してしまうとする。そこで、論理的な対話型セラピーによって、非
合理的考え方、イラショナル・ビリーフを解消するのが論理療法。
*「私はまったく無力です」という人には「歩いてここまで来られたのですから、歩行能力が
あるんですよね?」と話を持っていき、ご飯を食べたのだから咀嚼力も消化力もあるし、
目が見えているから視力もあるじゃないですかという風に誘導。人間の心はおもしろいもので、
「自分は無力だ」と考えると、無力感が襲ってくる。「微力としても、力はある」と考えると、
少し力が涌いてくる。 思い込みの内容を意識して言葉として表出させて、論理的な説得を
繰り返すことで、感情の自己コントロールが可能な性格に変えようと持っていく。  
 肯定的思考法に似ているが、マイナス思考を無視するのではない。
*「落ち込み癖」を治すには
・「ダメな私」=自己非難 ・「かわいそうな私」=自己憐憫
・「かわいそうなあなた」=他者憐憫を、まず止めること。 夫婦で慰めあっているのがいるが、
「可哀想な貴方たち」ということだ。 そのうち、互いにダメな貴方になるが。そのためには
ミッション・ステートメントなど、自分の信念を箇条書きにして、それをビリーフにすればよい。
「出来事のうけとめ方」とは「自分で自分を説得すること」で、気分を合理的に整理する
方向に持っていくことになる。他にも気分を整理する働きとして、般若心教に、ウォーキング・
セラピー(こんな言葉はないが)に、日記に、カラオケに、秘境ツアーに、あげれば限がない。
私の場合は、嫌な気分の原因を集中して考え続けていると、ある時点で、消えていく。
その時間査定も、その中でしてしまう。初老性欝症状は軽く終わりそうだが、あと半年? 

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11月19日(水)
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