ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6856,閑話小題 〜やるせな漂う末恐ろしい事件
  じゃないか。「国 敗れて山河あり」というより、「惨禍あり」そのもの。
  気の毒といえば、気の毒の国だよ。
八つぁん: 地勢上のリスクを甘く見ていると、日本も韓国の後追いだよ。
寅さん: 先ずは、改憲さ。 仲たがいした隣家が敷地内を二分し、爆弾と
  鉈を振り上げた、一触即発の中で、平和ボケした腑抜けが、「争い事は
  いけません」と鼻声で声高らかに運動会の準備…。先はしれているよ。
大家さん: 「そのマサカが起こるのが娑婆世界」 日常は表象でしかなく、
  百年、千年に一度のマサカが世界を動かし、変動させる。茹で上がった
  のは、脳も体が動けない。
八つぁん: 準備のしようがない?っていうけど、疎開先として地方のホテル
  に、万一の場合を考えて予約も可能だよ。笑われてもいいんだよ。予約金
  の一万円も入れとけば、ほとぼりが冷めた後、解消すれば戻ってくるさ。
  生まれた時節が太平洋戦の敗戦の半年後、そして、そろそろお別れに近づく
  現在が…戦争前夜? 不思議な廻りあわせ。決まったわけじゃないが。
熊さん: あんたみたいに達観できないよ。まだ、やり残しが山ほどあるし、
  食べるものから節約してきた小金がある。俺のダチ公は、その時々に面白
  おかしく使ってスッカラカンさ。こうなると、奴の方が得をしたのさ。
 「カネを持っちゃ、あの世に行けないし、楽しんだコトを持っていくんだ」
  と薄笑いをしていたが、その通りじゃないか。
寅さん: 「あのダチ公」って、俺のことじゃないか。 実は親父から、
  死際に教訓として教えて貰っていたんだ。だから、熊さんの慌てようが… 
  別に快楽主義じゃないよ。「良く働き、学び、遊ベ」の‘良いバランス’と、
  常に大波の到来を予測し、心の行蔵に「楽しんだ充実感」を貯め込んで
  いただけだよ。それを知らないお前さんの自業自得さ。
八つぁん: それって、親父じゃなくて私が御前さんに教えたことだよ。
寅さん: あんたの代わりに、私が代弁してやったのさ。御蔭で良かったよ。
大家さん: でもね、私のようなノンビリして、ボ〜ッとした人生も、悪く
  ないよ。行蔵の中味は少ないが、代々引き継いできた「蔵」とお宝は、
  それはそれで、自己満足が出来るのさ。引継ぎランナーは、それなりに。
寅さん: まず、比較しないことだね。ところで私が話に参加したと同時に、
  何か、甘ったるい内向きな内容になったね。
熊さん:〈大家さんと俺様〉対、〈八つぁんと寅さん〉になってきたね。
  でも、不安だろう、御前さんのような生き方では。
寅さん: 「死んで三日もすれば300年前に死んだと同じ!」って、他からも
  教えて貰ったからさ。 そしてコツは、「他人さまと、比較しないこと。
  同化しないこと。独善でも、独悪でも良し、独りだけの世界を持つこと」
大家さん: 寅さんも、良いことをいうじゃないか。
八つぁん: あの二人の掛合いの根本が、この対話の根にあるんだよ。
  どうにもならない二人の、根本が。寅さん、熊さん以下が、核弾頭の
  ボタンを握ってしまったのが、大問題なのさ。
熊さん: あの二人と比較しないでよ。あんまりだよ。でも、現実だもんね。
大家さん: 第二次世界大戦を挟んで、スターリン、毛沢東、ヒトラーなどに
  権力を与えたために、数千万、いや一億以上の死者を出していまった。
  何か、プーチン、習主席を加えた4人の顔ぶれが悪すぎですよ。
八つぁん: これからして、百万、二百万の犠牲者も、あながち多過ぎで
  躊躇することでもないように思える。 権力を持つと、猿は狂うのよ
――――
6139,閑話小題 〜今年の正月は
2018年01月03日(水)
閑話小題 〜今年の正月は
  番外篇;
熊さん:年末年始のTV特集で、政治経済向きモノがいやに少なかったね。
寅さん:不安を掻立てないよう国からの御達しがあったのでは? 社会情勢、
  世界経済を取上げれば、第二次朝鮮戦争の可能性云々に行きつくからね。 

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