ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6857,ゴールデン・ルール 〜4つの目
これまで、鳥瞰、虫観、モグラ観と分けて物事をみてきたが、
モグラ観の替わりに、魚(さかな)観とは… それに加え、こうもり観とは。
モグラも、森や林の土の中で、その土質の変化を感じとり、土表の草木や、
そこで蠢く動物の変化を読み取るのは、魚が水中のトレンドを読み取るのに
似ている。それに、「こうもりの目」で、真逆に見る視点も解りやすい。
この4つ目… 鳥の目」「虫の目」「魚の目」「こうもりの目」の視点…
これらをネット検索すると…
【 〜 「鳥の目」は高くから鳥のように見下ろし、全体を俯瞰する目。
「虫の目」とは目の前のことをさまざまな角度で見る目。
「魚の目」は川の流れを見るように物事の流れを見る目。
「こうもりの目」… 常識や慣行・慣習を疑って、逆さから見る目。
物ごとを構造的にみるには便利。
◉ 見るにも「見る・視る」「観る」「察る」「診る」がある。
・「見る」「視る」は、外見を視ること。
パッと見て分かること、表面を注視するという意味。
・「観る」は、過去の経緯や経年変化を観ること。
表面に見えているものではなく、時間の変化を加えてみる。
・「察る」は、更に内面に踏み込んで、その背景や意図、目的をつかもう
とするること。
この3つが揃うことにより「診る」ことができるようになる。
「診る」は、ポイントを押さえて判断し、アクションにつなげること。】
―
▼ なる程、鳥瞰、虫観、モグラ観よりも解りやすい。欧米では一神教の
『ゴッド』の目で、それらを総括してみていた。そこに宗教の必然性が
見えてくる。 「10-10-10」著者のスージー・ウェルチ氏は、ジャック・
ウェルチ氏の妻。人生に迷ったら、3つのスパンで決めなさい!…と。
◉ ところで、米国のファイナンスのテキストに「70−20−10」の法則がある。
これは可処分所得(税金社会保険料を引いた手取りの所得)のうち、
・70%は支出、消費に回し。
・20%は今後の大きな買い物のために貯蓄する。
10%は投資する。(時間をかけた運用)
70%が無理なら、80・10.10から始めるとよいと…
これも習慣の力を利用すれば良いが…
誰も、そんなことを教えてくれない。私は幼児の頃から、両親から、これに
近いことを教えて貰っていた。学生時代の友人の多くも、大半が、そうで
あった… 彼らには無駄金、無駄時間、小銭管理はしっかりしていた。
問題が起こったときには、目先の表層だけを見て即断しがちだが、この法則で
一拍置いて考えることで判断が変わる。「判断軸」を普段から構築する必要
ありということ。
特に、<友人間での金銭の「貸し借り」や、金銭管理の判断軸>は、
根幹に関わる問題。それと内幕情報屋に対する「判断軸」も持っておかないと、
重大な危機にみまわれる。やぶ蚊は、強烈な痒みをもたらす上に毒持ちが。
判断には主なバイアス、潜む罠は4つある。
@見逃し(視野が狭くなりがち)
Aご都合主義(都合のいいように拾い集めがち)
B心の溶岩流(感情による選択ミスをしがち)
C自信過剰(自分の無知に無知)。でも、バイアスを弱めることはできる。
意識的に動かそう。広げる、確かめる、距離を置く、備える。
・・・・・・
6493,閑話小題 〜武士の一分には驚いた!
2018年12月23日(日)
* まさか?ゴーンが再逮捕?
一昨日の「ゴーンの再逮捕」のニュースに驚いた。フランスとアメリカの
政治的圧力で…検察と裁判所が引き下がり、ゴーンが早々に釈放で有耶無耶
という何時もの茶番劇で終わると思いきや、再逮捕とは誰もが驚いたはず。
一番に驚いたのが安倍とゴーンと欧米各国の政治家。 日本なんぞの敗戦国。
その手先の犬(検察)が、何とオーナーに盾突いたのだから。 それだけ、
事前に覚悟をして逮捕をしたのだから、そうは簡単には引き下がれない。
検察としては、ここで??されても、引下がれば、武士の一分が立たない。
―
* 恐れ、不安は感情とは…
「恐れ」と「不安」の意味を調べると、感情の一つとあった。
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12月23日(月)
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