ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6731,読書日記 〜『サードプレス』 ー3 あぶねえ
「レミニッセンス・バンプ」と呼びます。レミニッセンス・バンプは、老人に
限ったことではありません。中年以降の人ならば、誰にでも起こります。
では、いったいなぜ、青春時代の記憶だけが突出しているのでしょうか?
その理由の一つは、「強い感情を伴うできごとは、記憶しやすく思い出しやすい」
という、記憶の特徴が挙げられます。10代後半から30代前半にかけては、進学
したり就職したり、親元を離れたり、友と出会って友情を育んだり、けんかを
したり、恋愛をしたり結婚をしたりと、強い感情を伴うできごとが多くあります。
そのため、それらのできごとが、ことごとく心にしっかりと刻み込まれるのです。
また、親の監視下から離れ、なおかつ重要な仕事を任されることも、養うべき
家族もないといった、社会的責任のない青春時代は、人生でいちばん自由かつ
可能性に満ちたた時代です。親や地域の抑圧から解放され、社会からの抑圧は
まだない。ほんのひととき。その、今は失ってしまった自由と可能性に満ちた
時代に、人はノスタルジアという感情を喚起され、好んで思い出すのです。≫
▼ 自伝的記憶は、その時どきで再編成される。あらゆる可能性に満ちた青春
時代は、老いるほど懐かしいものとなる。俗世の縛りから解放され、そこはか
となく楽しい気分でいられる時間がある老人は、楽しいことを思い出しやすい。
人間は楽しい気分の時は楽しいことを、悲しい気分の時は悲しいことを思い出す
傾向にあるためである。人生のピークは、青春の真っ只中にあるため、その辺
の記憶が鮮明に戻ってくる。 老年は、自分の人生という物語の記憶を校正
している。過去の日々を思い出し、「日々是好日」というより、過去の
「日々是口実」を都合良くすることになる。自伝的記憶の再構成である。
・・・・・・
6001,「自己実現」と「自我実現」
2017年08月20日(日)
* 「自己実現」と「自我実現」の違い
自己実現を果たすべく生きてきたが、「自我実現」でしかなかったのか?
そういえば私も、40代後半から、事業面だけでなく、私的ライフワークに、
シフトを大きく変えていた。
〜ネットに、理解し易い内容があった〜
≪・『「自己実現」は、スイスの心理学者であるユングが考えたもので、
彼は人生の前半は「自我実現」を目指し、後半に「自己実現」に取り組むのだ』
と言いました。
私がみなさんの相談にのっている感覚だと、30歳台〜40歳台頃に、この
「自我実現」から「自己実現」へのコーナーを曲がる人が多いなと感じます。
自我実現から、無意識と共に歩む「自己実現」に入ってきている人はたくさん
いるはずです。
☆<その人生の前半に目指す「自我実現」と、
人生の中盤から目指していく「自己実現」の違いは何でしょうか?>
=ユングいわく「自我実現」とは、「社会的に評価されるようなこと」
分かりやすく言うと、
【やると決めて、それができた!→みんながすごいと言ってくれたり、
自分も達成感がある→自分を褒められる、認められる】
そんな感じが、自我実現モード。
「意識的・理性的に予想していた(意図していた)成功や実現を得ていく」とか
「(目に見える形で)何かできたら、自分を認められる」というのは、自我実現
的といえます。
=それに対し「自己」とは、意識だけでなく、無意識も含んだものを意味します。
ですから、「自己実現」というのは、 潜在意識や無意識という訳のわから
ない要素が突入してきますので、思い通りにいかないことも増えます。
☆ <え?自己実現って、やりたいことを実現することではないの?>と思うかも
しれませんが(それが普通の反応かもしれません)
人生中盤以降で取り組む、ユングのいう「無意識と共に歩む自己実現」とは、
【どうなるかを決めて、その通りに実現させてナンボ】(自我ワールド)から
【どうなるかわからない世界も、自分の中に取り込んで統合していく】
(自己ワールド)という世界になってくるという意味があります。
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08月20日(火)
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