ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6121,閑話小題 〜日馬富士事件を哲学すると
◎もし彼を許さなかったら、私自身を不愉快な体験に、そしてまた、その人に
結びつけておくのです。彼を思うたびに、不愉快な体験を繰返すことになる。
もし、私が誰かを傷つけたとして、彼が私を許せば、彼は解放されたことになる。
その許すということは、彼の側の精神活動です。怒りは憎しみは、恨まれた人
より、恨んだ人を傷つけるものです。賢い、常識的な考え方は、愛し、理解し、
そして許すことです。「神よ、彼に祝福を」とだけ、心の底から言いなさい。
◎私たち各自は、毎日、静かに座って自分向かって次のことを言い、それを
まじめに務めるがいい。「・・ 私たち各自は大きな無限の大生命力の一部で
あって、大生命力は実在の一部である。その大生命力の中で、すべてを生き、
動き、そして実在している。これは真理だから、私が行なったあらゆる過ちに
ついて私自身を許す。そして多少とも私を害したあらゆる人を私は許す。
許すなら、あらゆる体験から善いことのみが私に来ると知るから。
私が行なった一つ一つのあやまちは、より大きな理解と、より大きな機会への
踏み石だから、過去のあらゆる体験を私は祝福する。どんな過去の体験も、今日
あるいは未来において私を害さない。私が許れたいよう、私はことごとく許す」
▼ 自己啓発の、このようなセミナーに出席して感化を受け、日常の考え方と、
祈りに取り入れたら、心の傷は和らぐだろう。20歳代半ば何度も何度も、
この本を読んで救われていた。こういう経験があったから、何人かの鬱病の相談
にのれたのだろう。現状でも平然?としていられるのは、自分で見つけ、何度も
読んで一人で手当をした経験があるためと、再確認をしている。数ヶ月前に、
地球の芯からの声が聞こえてきたのは、こういう経験があったからである。
芯の声は大生命の声、魂の声である。
・・・・・
4657, 閑話小題 ーゴミ箱周辺で蠢く人々 ー2
2013年12月16日(月)
* ゴミ箱のネズミとカラス
古ビルは、どんなに安くとも買うものではない。それなりでしかないから。
まず内臓(設備)が腐りかけて、メンナンスのコストと、交換が莫大にかかる。
一般的に建物の撤去コストを土地相場の総額から差し引いた更地値で売りに
出されるため、一見、格安と勘違いをする。そのことが長期物件投資の経験が
少ないと分からない。バブル時に古ビルで大損をした経験があるからこそ
分かった知識。それに税制の問題がある。テナント率の低下で物件価値が
下がっても、税金は下がらない。日本のビル建設の償却は、実態の価値下落と
かけ離れていて、所有者にとって絶対的に不利。それがランニングコストを
押し上げる。(逆もあるが)これが大きい。知らないことは罪悪。
その無知のお陰で、このザマ。「万一の備えが長期投資の絶対条件!」
バブルになると、それが見えなくなる。10年前になるが、新潟駅前の古ビルを
買いまくっていた人がいた・・ 本体に火がついた今、どうなったことか?
ところで、私が手がけた六棟のビルは、売出と同時に即売。設計段階から、
転用を前提につくってあった。
・これは西武鉄道の堤義明が著書で「私が手がけたホテルは、
全て事務所に転用可能」と述べていたのをヒントに、
・私の父親からは「ビルは長期物件、時代の変化に対応できる基本設計
にすること」と教わっており、
・設計事務所の当時社長のビル建設の基本が、「ビル設計は神の代行」
の理念が建物に入っていたことで、再利用しやすい建物のため。
話を元に戻すと、山の中腹からみえる津波本体の到来を前にした海辺の人が、
何とも気の毒。ある日突然、株式か国債の暴落から始まるが、それまでは
小春日和がつづく。純資産10億以上の金持の多くは、既に外国に資産避難
を終了とか。何処かのゴミ箱ではカラスとネズミが長閑に戯れている。
国が滅ぶとは、こういうこと。あとは素ウドンを啜りながらの楽しい
東京オリンピックが待っている! 丁度、後期高齢者だが、元気かどうか?
・・・・・・
5754,マシュマロテスト 〜B
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12月16日(土)
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