ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5907,閑話小題 〜漫画世界の娑婆
いられないので、その場でイメージで消去してしまう。それで相手への憎しみも
怒りも、その場限りで不思議なことに消えていく。 消去方法は?企業秘密。
で、再び怒りが出てきたら、その都度、小まめに消去する。10回もすれば、
ほぼ消去。百回なら大病、事故? 何度も書くが、避難先の高台(現状)から、
外海に押し寄せてくる大津波に、ただ、漫然としている人たちの姿が見える。
三分の二は助かるが、三分の一は、間違いなく飲み込まれる。危ない人ほど、
自分は大丈夫とタカをくくっている。 この映画の主人公のように、ある日、
突然騙され南部に売られ自由を失った主人公のように、突然、全てが失われる。
これは、社会的変動だけでなく、誰にでも起こる生老病死の問題もあるが。 
国家としての行き先は、現在の韓国のように、韓国内の企業の株式の8割が
外国所有になって、民度は落ち続け、客船沈没事件とか、得体の知れない宗教
団体の跋扈とか・・ それでも、かの国の夜が明けている。 
色いろ考えさせられた映画である。
・・・・・・
4445、早朝座禅
2013年05月18日(土)
        「早朝座禅ー 凛とした生活のすすめ」山折哲雄著
 この本を読んで直ぐに30分早く起きて、早朝座禅を取り入れてみた。
まずは、今月一杯は続けてみるが、どうなるか。今のところ抵抗感も、
異物の習慣といった感もない。もう40年以上も朝起きの習慣化があった
上に、その時間帯での全てがカタチを変えた瞑想みたいなもの。
朝の散歩やミニサイクリングは、移動座禅といってよいほど。何故、今まで
軽い気持ちで早朝座禅か、瞑想を取り入れなかったのが不思議なくらい。
 30年間の新幹線通勤の往復一時間が、瞑想に近いし、夜半の4時間の
爆睡後の一時半から4時半までの三時間は、瞑想に近い状態になるので、
あえてその必要が無かったこともある。しかし姿勢を正し、目を瞑り、
思いに捉われないで、覚醒した気持で正座をするのとは違うのは、
経験して初めて知ったこと。
ーまずは、(内容ーアマゾン)よりー
< 現代ほど「人間関係」の重要性が説かれる時代もない。家族、学校、
 会社、それぞれにおけるコミュニケーションの大切さが謳われる一方、
疲れた人やうつ病は増え続け、自殺者は九年連続で三万人を超えている。
著者は、疲れたときには「群れ」から離れて「ひとり」になってみよ、という。
毎朝、五分坐って、己の心と向き合う。正しい姿勢で、深い呼吸をする。
季節の風を胸元に入れながら、歩く。ときには庭にたたずみ、河原で風に
吹かれる。ひとり静かに自分自身や自然と向き合うことが、騒々しい人間
関係の疲れを取り、豊かな人生を手に入れる最良の方法。凛とした生活を
送るために大切な身体作法を実践的に説く、山折流・人生指南の書。>
   =概要をマトメルと=
≪ 現代社会にあふれる‘うつ’の現象を分析し、
○過去に人生モデルが見つけられない程の高年齢化。
○宗教的な感覚が欠如した口先だけの言葉の群れの氾濫。
それが、世の中に不安をもたらすモノノケとなり、うつを蔓延させている。 
回復には、ひとりで静かな中で早朝坐禅をし、モノノケから自由になり、
歩く・泣く・眠るという3原則が大事とのこと。 宗教は非日常性。
教会でもお寺でも、日常の気持ちから離れ、心を改めて参拝します。 
一方、俗人の日常は、非宗教です。宗教者とは違い、生活に宗教性は薄く、
実生活を営んでいきます。著者にとっては、この場は混ざり合っていて縦横に
歩ける無境界地帯のよう。早朝坐禅は、無念無想のために坐るのではなく、
むしろ雑念妄想を吐き出させ、それ以後の1日をスッキリ生活させる為の手段。
またチベットの寺院の真似をして、呼吸さえ密やかにする坐禅中に、茶を喫する
などその自由闊達な動きは著者独自のもの。頭の中に湧いてくる雑念をそのまま
流れに任せ感じ、そのまま受け入れる。嫌な事でもいい事でも想像の中で、
いろいろ出来る。著者は「疲れたときには‘群れ'から離れ‘ひとり'になれ」と。

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05月18日(木)
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