ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5576,突然、余命宣告を受けました ーD
家事は、非常にきつい!』の言葉が、重い。まだ、同居の長男がいるだけよいが。
入院して二週間で17年前の乳ガンの腰骨への転移での急逝というが、連れは
死ぬつもりがなかったため、何処に幾らの金があるか、全く分からず、
大変だったとか。 亡くなると本人名義の貸金庫、預金は凍結され、葬式の
金さえ工面がつかない中で、何とか葬式を終えた等の話は非常に深刻。
 私が家内より先に逝くつもりだが、これだけは? 自炊経験はあるし、
スーパーの買物は好き。宅配弁当もあるので、大丈夫と思うが。
「早いもの勝ち」は、夫婦の死期にも当てはまる。老いの辛酸は、身近な
人から、聞こえてくる。 これで中学校の同級男子で、7人も亡くなった。
不明を除くと、3〜4人に1人が、御先に逝ったことになる。 
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4479, 歌舞伎町 写真集
2013年06月21日(金)
 6年前、新潟駅前近くの図書館で、『歌舞伎町事変』(写真集)を見つけた
が、その生々しさに驚いた。日本一の繁華街で、ヤクザや中国マフィアや警察
などが入り乱れているのが日常の歌舞伎町。 その続編が、この『歌舞伎町』
権徹著で、数ヶ月前に出版されたばかり。一冊目の『歌舞伎町事変(1996〜2006)』
文ー李小牧、写真ー権徹の毒々しさは少し薄れたが、迫力は充分。ページを捲る
たびに、いつの間に歌舞伎町の緊迫した世界にタイムスリップしてしまう。
生々しい現場写真のため、その迫真が直接迫りくる。新潟駅前の飲食繁華街で
事業をしていたので、その猥雑さと恐ろしさを垣間見てきた。 
歌舞伎町といえば、学生時代に数回、怖いものみたさに行ったことがあるが、
女装したオカマをはじめて見た。 2003年の頃から取締りが強化。また監視
カメラが設置されて状況は一変した。今ではガラス張りで明るい猥雑さに
なったようだ。写真家の韓国人の権徹が、歌舞伎町「人間劇場」との出会いに
ついて、以下のように書いている。
《 1996年春、歌舞伎町を撮り始めた。写真専門学校の1年目のことだ。当時、
 四谷3丁目に住み、渋谷の学校へ通っていた。ゼミの撮影テーマが「新宿」
だったこともあって、通学途中に新宿駅まで歩き、この街を注意深く観察した。
あるとき、歌舞伎町交番前で鉄パイプを持ったヤクザ20〜30人がケンカをして
いる場面に出くわした。あまりの怖さに膝が震え、カバンの中からカメラを
取り出して撮影することさえできなかった。このエキサイティングな街は、
いったい何なんだ。 韓国ではありえない交番前の乱闘に強い衝撃を受けた。
このときボクは歌舞伎町を写真撮影の「主戦場」のひとつに選んだ。 
歌舞伎町は、人間の生臭さや欲薦むきだしの街だ。苦労して撮った分、写真は
おもしろくなる。東洋一の「眠らない街」は取材のたび、ボクを刺激し
続けてくれる。ここは撮影テーマの尽きない「人間劇場」なのだ。》
▼ 彼の場合、歌舞伎町写真家として、警察にもヤクザにも顔が知られ、
 妨害や嫌がらせが少ないようだが、 それでも危険の真っ只中である。 
夜の世界の猥雑といば、5月の連休明けにみた「探偵はBARにいる2」が、 
夜の世界を何気なく描き出している。二年前に‘その一’を見たが、なかなか
面白い。そこは、カウンター 一枚で普通の世界とは別世界が広がっている。
その辺を知らないと大怪我をする魔界。その最たるのが歌舞伎町だろう。
写真は、数千秒の一の瞬間を切り取る。そこに多くの人間模様が見えてくる。 

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4105、私は完全な本 "日本の自殺 'ー8を作った
2012年6月21日(木)
  * 現代文明がもたらす幼稚化
 これが書かれた37年前からスーパーなどのチェーン店などが多く現れて
きて手軽に何でも手に入る、一億総中産階級社会になった。それは幼稚な愚民
の群れであり、大量生産・大量消費の結果である。 ー以下はその辺りを指摘ー
≪ 現代人にみられるこの思考力、判断力の全般的衰弱と幼稚化傾向は、
 一体なにによってもたらされたのであろうか。
◎ 第一に実に憂慮すべきことに、驚くべき技術の発達、物質的豊かさの

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06月21日(火)
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