ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5399,グローバリズムという病 ー①
一流企業に勤めていても、リスクが各人に待ち受けている。終戦の半年後に
生を得て、右上がり、そしてピーク、右下がりを充分味わった人生。
これから10年、貧困問題は深刻度を増すことは確実である。
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4302, 「国の借金」新常識 −4
2012年12月26日(水)
* 日本はギリシャとは違う 「国の借金」新常識 ー廣宮 孝信
ー まずは、日本とギリシャとの違いについてー より
≪「日本はギリシャのようになってしまう」というが、日本とギリシャは違う。
その違いを知ることで、理解につながる。「日本とギリシャの違いは、借金を
している通貨を自分たちで発行できるかどうかの違い、そして、モノづくりが
強いかどうかの違いである」。財政余裕度を比較しても比較ならないほど違う。
GDPに対する貯蓄率は日本はプラス23%に対し、ギリシャは3%。外貨準備高は
日本が20%に対し、2%。対外純資産は日本が+51%に対し、−91%。
比較すること自体がおかしいが、ギリシャ化ということ自体に問題がある。≫
ー 国全体の預金=対外純資産は、日本が最大!
≪対外純資産とは経常収支が累積したもの。別の言い方をすると、政府と民間を
合わせた国全体の純資産=「国全体の預金」になる。この絶対額で日本が世界最大。
これは、いざというときのための貯水池に水が貯まっている状態である。
これは日本とドイツの共通点である。リーマンショックまでは、いずれの国も
貯水池に水があったが、リーマンショック以降、PIIGS諸国は大地が一気に
干し上がり、危機に直面するようになった。 1100兆円が日本国の借金の限界は
真っ赤なウソ。もし本当なら三年前に日本は破綻しているはず。日銀の統計上、
計上されてない「財融債」があるが、これは実は立派な国債。これを加えると、
すでに個人の正味の資産が国の資産を下回っているので国債は暴落している
はずだが、何ともない・・ ≫
▼ 先週末のMHKTVのゴールデンタイムで、「日本国債700兆」を放送していた。
安部政権の更なる国債発行による公共投資に対する警告に思えた。相手は世界の
投資家集団である。国債の暴落に賭けて売りを浴びせればひとたまりもない。
ギリシャとのマイナス比べや、日本の純資産が多いとかは小さな要素でしかない。
恐らく、太平洋戦争の末期の戦争国債のつもりで、安部は最後の賭けに出るのだ
ろうが、どうだろう? やはり、末期患者の最後の強いリンゲルということ?
「安部と麻生は歴史に残る最悪の首相」になるのか。
ハイパーインフレで二年? で、最後の饗宴は終わるのか。
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3927, ただの言葉ー されど言葉の偉力
2011年12月26日(月)
「世界をうごかした21の演説」クリス・アボット著より
下に紹介するのは、オバマが大統領選挙で真似たと言われるマサチューセッツ
州知事に選出されたデュバル・パトリックが聴衆に向かって言った言葉である。
演説は単なる言葉以上のはるかに大きな意味を持つことができる。どんな場合でも、
ただの言葉では終わらない。言葉は、行動を後に続くことを期待するのである。
≪先週、候補者討論会で、司会者が私たち一人ひとりに他の候補者について何か
よい点を挙げるように言いました。ケリー・ヒーリーは私についてしぶしぶこう
言いました。「まあ、演説は上手ですね」彼女がそう知っていたのは、私の演説を
聞きに来たことがあるからではなく、私の演説をだれかに撮影させていたからです。
しかし彼女のスタッフからも聞きましたが、彼女が言いたかったのは、私が与える
ことができるのは言葉だけだ、ということのようです。ただの言葉だけ。
「すべての人間は生まれながらにして平等である」これはただの言葉です。
「恐れなければならないのは、恐怖心そのものだけだ」これもただの言葉です。
「国が自分のために何をしてくれるかではなく、自分は国のために何ができるのか
を問おうではないか」これもただの言葉です。「私には夢がある」これもただの
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12月26日(土)
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