ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4945,閑話小題 ー「なんでも鑑定団」の面白さ −2
受け容れることへ、傷つけることから癒やすことへ、社会全体で力を合わせて、ゆっくりと、後戻りすることなく
シフトしてゆくべき時期が来た。そのときに指南力を発揮すべきなのはメディアである。けれど、メディアは
まだ「呪い」の語法を手放すことができずにいる。この本の中で私は別に目新しい知見を語っているわけではない。
皆なが知っていることをもう一度繰り返し確認しているだけである。呪誼も贈与も人類と同じだけ古い制度であり、
それがどう機能するものかは誰でも知っている。けれども、多くの人びとはそれは神話や物語の中のことであっで、
私たちの日々の生活には何のかかわりもないと思っている。そうでない。呪誼は今人びとを苦しめ、分断しているし、
贈与は今も人びとを励まし、結びつけている。呪認の効果を搾制し、贈与を活性化すること。
私が本書を通じて提言しているのは、それだけのことである。 ≫
▼ 西アフリカ横断のバスツアーで、単調な奴隷通りという道をひた走っていた時、突然、道路の脇道にそれた。
 そこは、小さな市場になっていて、5〜6軒の店があった。呪詛の為の小物だけを売っている市場という。
アフリカの地域の多くでは、今だに呪詛の習慣があり、その効果が信じられている。そこで突然、生々しい人間の
サガを突きつけれたようだった。昔、アフリカの奴隷は、地元の部族が近くの部族を襲い、捕虜にして奴隷商人に
売ったもの。警察力など希弱な土地柄だと、近辺の争いに弱者は黙って呪詛に訴えるしかない。日本は近代国家
とはいえ、断絶の、それも20数年も落ち目の時節にあって、その鬱憤を誰かを呪うしかない。アフリカの呪詛の
小道具が、メディアによる、誰かへの集団リンチのような槍玉=記事に取って代っただけ。私たちは、ますます、
周囲の、そして政府の呪詛が強くなる。しかし、それが故に、国家の舵取りが大きく狂っていることさえ、
気づかないとしたら、命取りになりかねない事態である。
・・・・・・
3838, ツール(道具)について考えてみる ー4
2011年09月28日(水)
 20万年前に、動物は初めて言葉というツールを持った。 そして、以前から使用していた物理的道具と共に
他の動物を狩猟し勢力圏を拡大していった。 ところが一万年前に地球上に異変が生じ、それまでの果実などの
植物採取と狩猟では生きていくことが出来なくなって、牧農が始まった。 その時に、それまで培われてきた
言葉と道具が農業と牧畜の進化に役立つことになった。経験は本能で動物も植物も蓄積は可能だが、場所や時間を
越えて言葉や絵に置き換えて情報を伝えることが出来るのは人間だけ。現在の情報化革命が20万年来の人類の
革命といわれる。デジタル化とネットで情報が瞬時に地球上の個々人に行き渡るようになり、人間と社会の
有りようを根底から変えてしまった。 ツールが時代に大断層を生じさせてしまったのである。 
新たにネット世界が出来て、それが現実世界の上位になりつつある。 これが今後どのように時代を変えていくのか
想像さえ不可能。連日のようにiPadを取り上げているが、この御蔭で目的とするブログに到達するまで、
初期立ち上げを含めて数十分の一の時間で辿りつけるようになってしまった。 おまけに体積も十分の一以下で、
コードから解放され、ボードからも解放された。タッチ式のため、ネットサーフィンが非常に楽になり、
本やアプリも簡単にネットから購入可能になっている。 丁度、購入して一月経つが、それまでの情報の質量が
一桁は増えた感がする。ツールを弄るのが面白くなったら、しめたもの。アプリについては次回に書くが、
調べれば調べるほど次々と面白いものが出てくる。 目につくアプリは、ベストのものしかない。
それが時と共に改善され続けているため、使いかってが良いものが多いのは当然である。
 ところで、10年前の今日にあたる日に「目的と手段」というテーマで書いていた。 面白い偶然である。
「ツールは手段だが、目的と手段は融合するか?」という問いかけ。 前回、「畑仕事と釣がいいか、

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09月28日(日)
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