ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4946,閑話小題 ー「なんでも鑑定団」の面白さ −3
* 骨董の世界は、魑魅魍魎の世界 ー②
番組に出てくるプロが判断する値段、果たして本当だろうか?
当然、プロも見ているので、いい加減な値もつけられないが・・500万、800万を何の基準で
判断するのだろう? 一般の買値と売値には大きな開きがある。 出演している鑑定士?の
立場上、実売価格より高めに言っておけば、無難。逆に骨董店主からすれば、高値で売った
ものを、安く根付け去れれば、詐欺呼ばわりされてしまう。贋物と知らないまま、死んで
しまえば、それこそ「知らぬが仏」である。
武士の家系から出てくる刀や槍・茶道具に、けっこう贋物が多い。金が無い殿様が、時には
贋物専門の刀鍛冶や陶芸工場を持っていて、名刀名品として勿体をつけて家臣に与えていた
ケースが見られる。拝領する家来にとって、半ば勲章。 真偽は二の次だから、問題はない。
地域内では地域貨幣のようなもの。
鑑定士も、その辺はわきまえて、「たいへん素晴らしい品です。値段は、そこそこですが、
良いものです。大事なお宝として保存して置いて下さい。」と言葉を濁すのが常のようだ。
絶対に、本当のことは言ってはならないのが、骨董の世界の掟。 子供の頃、何度か骨董
仲間のセリの現場に父に連れられいかれたことがある。
大きな座敷で20人位が円座を組んで。その中央にセリの骨董品が出される。
仕切人が、提出された骨董の提出者の提示の最低値をいう。そこから、今でいうオークションが
始まり、最高値で次々と競り落されていく。 これを仲間取引といい、それだけを商って全国を
渡り歩く人がいる。 これも、目利でないと、即座の判断を要するので、深く広い経験と知識が
必要になる。「なんでも鑑定団」は、あくまでバラエティショー。
しかし、これを真剣に見続ければ、かなりの知識を得ることが出来る。
しかし、素人は、他山の石として、ゆめゆめ手を出すべきでない世界である。
それにしても、一流の茶器は、見ているだけで癒される!
・・・・・・
4579, 2050年の世界 ー9
2013年09月29日(日)
「2050年の世界 ー英『エコノミスト』誌は予測するー」〜英『エコノミスト』編集部 (著)
情報機器とインターネットの進歩が、情報公開を促し、科学を飛躍的に発展させることになる。
そのキーワードは、生物学とナノ科学、情報科学、天文学。それらが互いに結びついていき、
水平思考的な科学が出てくることになる。
ー第十六章 次なる科学ー のまとめ
・次なる科学のフロンティアは、化学でも物理学でもなく生物学にある。
・生物学とナノ科学、情報科学、天文学などが結びつき、さまざまな発見と人類に
とっての進歩をもたらす。
・2030年ごろまでには、わたしたちの知る生物のほとんどが遺伝子のサンプル化を終え、
またサンプリング過程そのものが、多くの未知の生物の存在を明らかにする。
その過程で、最近、生物の原初形態として、古細菌、真正細菌、真核生物以外に四つめの
ドメインがあるらしいことがわかったように、生命の歴史の未知の部分が解明されていく。
・宇宙も、制覇の対象というよりも探索の対象、特に生命の起源を知る意味でさまざまな
研究や発見がなされるだろう。太陽系以外の恒星の惑星の研究などが進み、生命が地球に
特異の現象なのか否かということも解明されていくだろう。
・生命誕生の仕組みの解明は、われわれの細胞を研究していくことで開けていく道もある。
・物理学は、未知の物質の探索の時代に終わりを告げ、現在あるものへの分析に
向かうだろう。 なかでもその最大のターゲットは宇宙を覆う暗黒物質の正体だ。
・経済成長により東アジアの国々は、科学分野でもさまざまに進出しているが、真に独創的な
研究は権威を根こそぎひっくり返す革新性を必要とする。その意味で、東アジアの儒教的な
上下関係、あるいは中国の専制的な政治体制はマイナスに働く。
・非西洋では随一の技術大国である日本でさえ本格的な基礎科学の研究は立ち後れている。
日本人研究者で科学部門のノーベル賞を受賞したのはわずか十五人。それは例えば
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09月29日(月)
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