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堀井On-Line
by horii86
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■6801,読書日記 「人生の目的」
並大抵でない苦労話を、飲む度に聞かされていた。 晩婚だったこともあり、
その関連会社に現在も勤務。その仕事の関連で新潟、北長岡に出張にきた帰りに
長岡駅周辺で一軒ハシゴをして、最終の新幹線で帰っていった。しかも翌日は、
9時出社というからリタイアから8年近くの私には…? 数年前、一度、退社
したが、社長交代で、新社長に呼び返され現在に至っているとか。社長直属の
便利屋的存在? お互い、あと3ヶ月で73歳。老いは隠せないが、気持は元気。
現役の良さは、気持ちの張りと、エネルギーを貰えこと…という。この年齢、
何処も家庭内で邪魔者扱い。<…老いは厳し〜野辺の花よ〜>で
 バブル期の絶頂期を古町の夜を飲み歩いた行蔵の味は、何ものにも変えがたい。
高校の後輩の広告代理店の支社長、ゼネコンの所長、不動産屋社長、某雑誌の
愛読者の会と、週末、週初めに、誰かしらと飲み歩いていた時期が懐かしい。
新潟シリーズの実業30年の、当初10年は上昇期間、中間10年は横ばい、後半
10年は後退期だった。その前半15〜6年が一緒だったため、面白い思いでばかり。
後半にかけた20年は年2回の秘・異郷ツアー。バブルで膨れ、その崩壊で萎んだ
人生そのもの。 過去を懐かしみ浸ることは問題だが、どう振返ってみても、
<そう考えたい>要素もあるとしても面白さは、プラマイ3対1、いや6対1。 
良かったことが有りすぎ。何故なら自分から、そこに近づいたため。運は
自らを、そこに「運ぶ」。因縁の因は、直接原因。縁は、それに誘発された
間接原因。縁から因を探す方策もある。
 世界史上最も恵まれた時代背景に生きただけでも有難い。人生は一度、好転
すると、そのまま転がる傾向にある。 問題は、如何に軟着陸するか? 死ん
でしまえば、それさえ如何でもよいこと。 宇宙のチリでさえなくなる。
ただそれだけ! なら美味い酒を飲んで、【僕は幸せ!】と、ひと時を過ごす
しかない。ただし、充実した日の名残りに! 空虚が一番悪い。その怒りを
他者に向けるしかないのが最も悪い。 それも老いてなお群れて! 
 ところで、群れは何人以上をいうのでしょうか? これは、次回のテーマ。 

・・・・・・
2014年10月28日(火)
4975,閑話小題 〜好きなこと、非日常
   * 嫌いなこと、無感動
 酒席での、ある人の一言が気に入った。
『私の好きなことは非日常!嫌いなことは無感動、無反応!』
私の趣味の秘境ツアーは、非日常と感動を求めて海外に出ることにある。
毎日1〜2つはみるTVドラマも、週1度は、通っているシネマも非日常世界の
仮想体験をするため。人生を振り返ってみて、思い出されるのは非日常的のこと
ばかり。しかし本当に大事なのは、その時節の日常。背景があればこその非日常。
したがって、この二つの組合せを知恵で生かせば良い。老いるということは、
日常に埋没し無感動になること。子供の頃の、青春時代の、あのキラキラ
した気持ちは、どこにいったのやら。
  * 塩の話
 サラダは、だいたいが塩をかける。このサラダは塩の意味から派生した言葉。
ラテン語で塩のことをサルsalと呼ぶ。このsalから様々な言葉が派生した。
例えばサラーリーマン(salary man)がそれ。サラリーマンは和製英語だが、
そのサラリーsalary(給料)は塩sal。古代ローマでは、兵士の塩代のことを
ラテン語でサルsal(塩)にちなんでsalariumといい、これがsalaryサラリー
(給料)となった。 塩と同じくらい貴重なものという意味で、給料salarium
が使われていた。他にも、例えばsauce(ソース)、sausage(ソーセージ)、
salami(サラミ)、soldier(ソルジャー:兵士:塩をもらう人)がある。
 塩は空気や水とともに、人や動物が生きていく上で欠かせない。
これは生命が海から誕生したことと関係がある。世界で生産される塩の三分の二
が、岩塩を材料としている。岩塩は5億〜2千万年前に地球の地殻変動で海が
陸地に閉じ込められ、水が蒸発後に土砂が堆積してできたもの。
人類は魚介類や獣肉を食べて自然に有機塩を摂取する以外に、塩を意識

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10月28日(月)
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