ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5818,緩和小題 〜しまった!  ートランプ大統領選出は?ー 6
みれば、その人の魂に内在する卓越した音楽的素質が開花し発揮されれば、
その人は優れた音楽を作曲したり演奏したりすることができるから、その人は
音楽の喜びを味わうことができる。その人にとって、それは本性的に快いもの。
逆に、音楽的素質のない人が無理に音楽を長時間習わされても、それは苦痛で
しかありません。このようにアリストテレスは、「本来の善なる活動としての
幸福は、魂に内在する卓越した素質に基づくがゆえに、その人にとっては
不愉快で面倒なものではなく、本性的に快いものだ」と考えました。
しかも彼は、それは美しく、善き行為であると考えます。アテレーは一般的
には「徳」と訳されていますが、美しいものでもあるので、私はそれを「美」
と訳しています。≫
▼ 「幸福の状態」を、「楽しみ」に重ねてみた解釈だが、最も濃いのを
 至高体験、薄めなのが「楽しみ」と、普通は「何となく幸せ」という実感。
オリンピックの選手が、『勝負を楽しみたい』とは、極限状態の現場で本性的
から出てくる実感の言葉だからこそ価値がある。それも勝ったか負けたかでも
意味合いが違ってくる。 濃い目の「楽しむ」とは、美徳に基ずく魂の活動
なればこそ、その味が濃くなろうというもの。まあ、美徳でなくとも、大自然
との邂逅でも、至高体験は可能・・ で、三桁の至高体験と、濃い目も
「楽しみ」が沈殿した池、いや風呂が心の底にあって、何時でも入浴可能。
で、落ちがつく。それが慢性したのがボケ状態の天国? 傍は、地獄に化す。
 で、以下が、ちょうど良い塩梅につづく。
・・・・・・
4723,哲学はなぜ必要か?
2014年02月18日(火)
  * なぜ人生に、哲学が必要なのか?(今更だが、あえて!)   
         もう少し おまえσ(=゚ω゚=;)考えろよ ったく!
 40歳を過ぎた頃から、哲学に興味を持ち始め、初心者用の本を中心に読み
続けてきた。知れば知るほど、奥行は深い。知人の叩き上げ?で一財を築いた?
男が、茶器造くりを趣味にしていると聞き、自宅に行き、一つ貰ってきたことが
あった。その少し前に「スランプ気味」と話していたので、お礼にと初心者向け
の池田晶子の哲学書を贈呈した。そこまでは良いが、私の一連の件で会う度に、
逆手に『俺は哲学書など読まないが、上手くいっている』と嬉しそうな嫌味。
 これは、イギリスの哲学者で経済学者でもあるジョン・スチュアート・ミルが、
著書「功利主義」で唱えた【満足した豚よりも不満足な人間である方が、また
満足した愚か者よりも不満足なソクラテスである方がよい】の知識があったら
言えない言葉。「ものを考えず現状に満足して動物のように生きるな。やせても
かれても思考する人間らしく生きよ」ということ。その男に何度か言われるうち、
酒も入っていたこともあって『茶器造くりでスランプというから哲学入門書を
あげた。茶器とは作者の魂そのままが、表出するもの。スランプを乗越えるには、
魂とは何か?魂を入れるとは何か?を知らなければなるまい。作品に打込んだ
魂とは全身全霊を作品に叩きつけてこそ入るもの!それなくしてスランプを
乗り越えることなど出来ないはず!』と、怒り気味に話したが、この人には? 
近くの社長をしている二人も、その男の嫌味に対し、私の理屈に同調?したよう
だったが・・┃¨━(σ-`д・´)━╋┓
 魂といえば、ゴッホの「ひまわり」や、ピカソの「ゲルニカ」を前にし、
その波動が伝わって立ち竦んだことがある。茶器づくりも、茶道も、花道も、
コンピユータにたとえれば「エクセル」「ワード」などの「アプリケーショ
ンソフト」に過ぎない。「ウィンドウズ」や「リナックス」といった
「OS(基本ソフト)」がなければパソコンのアプリが動かない。
 何事も、そのOSとなる「ものの考え方」や「もののとらえ方」の基礎を
学ぶ必要がある。行詰ったら、「知のOS」を、グレードアップした上で、茶碗
造りなどのアプリを作り替える必要がある。その「知のOS」が "哲学"などの
教養にあたる。これからして、正解のない人生の課題に対処するにも哲学が

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02月18日(土)
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