ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5794,閑話小題 〜つれづれに大相撲 〜B  
経験を少しずつ身につけることで、思考経路をよりよく理解するようになる。
その結果、心の毒を洗い流すコツがつかめるようになる。
 心の平和を少しでも感じられるようになれば、生気溢れる感覚の維持と煩雑
な職業を両立することが難なくこなせるようになる。同様に、心身が不安定で
不安感の強い状態(過度の自己中心としばしば関連する)から自分を開放する
ことができたとき、恐怖心は弱まり、人に対して自然に心を開き、「人智を
超えた存在の気まぐれ」と呼ばれる運命に翻弄されずに、それに直面できる
ようになる。国だろうが教会だろうが、あるいは専制君主でさえも、
人々に人間性向上を義務づける権力を持たない。これは本人の意思で選択する
しかない。統計遺伝学者のルカ・キャヴァリ・スフォルツァとその息子
フランチェスコが雄弁に述べている。
【心の自由は、自分が制限するか、制限することを許した他者が制限する場合
を除けば、限界がない。その自由は偉大な力をもっている。個人を変革させ、
その能力を最大限に伸ばし、人生のあらゆる瞬間に、完全な満足感をもたらす。
個人が意識を成熟させれば、世界も変わる。なぜなら世界は個人の集合体だから。】
▼ 私にとっての午前中の読書や、ネットや、寝室や居間でみるTVドラマと
 映画も、内的世界を自由に飛びまわっていることになる。それに比例して、
外的世界が広がっていることも確かだが、瞑想で、心の内から、広大な宇宙と
つながることは、外的自由より遥かに解放されることも確かである。
・・・・・・
5064,あわいの力 ー@
2015年01月25日(日)
         ーあわいの力 「心の時代」の次を生きるー安田登(著)
   * シテの「あわい」の役割
 夜八時に就寝し、午前一時には目が覚め、四時に起床するまでは朦朧とした
半睡状態。そこは無意識という異界と、現実の間を漂う「あわい」の世界。
そして起床、この随想日記の書上げをしている。 まずは〜アマゾンの案内〜
《 古代人には「心」がなかった―― 「心」が生まれて3000年。
「心の時代」と言われる現代、自殺や精神疾患の増加が象徴的に示すように、
人類は自らがつくり出した「心」の副作用に押し潰されようとしている。
そろそろ、「心」に代わる何かが生まれてくるのではないか?
 シュメール語、甲骨文字、聖書、短歌、俳句・・・。
古今東西の「身体知」を知りつくす能楽師・安田登氏が
「心」の文字の起源から次の時代のヒントを探る。
 あっちとこっちをつなぐ不思議な力!
異界と現実の間(あわい)の存在(能におけるワキ方)であり、
古代文字の研究も重ねる著者が、まったく新しい時代の姿を求め、
「あわい」の世界に飛び込んだ・・・! 可能性は、「日本人の身体」にあり!? ≫
▼ 先日書いた『中の人・外の人』で(一年の間、縫いぐるみを着て外出した
 経験を持つ筆者が、縫いぐるみの「うち」「そと」の『あわい』について
書いいた。 また彼が現在、住んでいる京都のひとは、「うち」と「そと」
の使い方が絶妙であると指摘。それは内面と外面が違うという単純なことでなく、
「うち」「そと」のあわい、中間領域を共有しながら京都の暮らしは営まれて
いることを指摘する。宇宙に漂う人間の心の背景の「間」にヒントが?
この時間も、毎日書いている、この文章も、「あわい」になる。
 とすると、現実と思っている日々そのものも、「あわい」。
・・・・・・
4699,末期がん、その日のための予習を ー2
2014年01月25日(土)
       ー「末期がん、その不安と怖れがなくなる日」樋野 興夫 (著)
 余命の期間を宣言された瞬間から奈落の底に突き落とされ、独り悶えること      
になる。そこで医師による患者に対する「心の処方箋」が、この第一章にある。
人は言葉によって救われる存在。その目次の小テーマそのものが、要約された
救いの言葉。知っているかどうかが大違い・・ 三冊の愛読書と、iPodと、
好きなDVDの用意か?  シリアス過ぎる? 
   第一章 がんとの賢い暮らし方 の目次より

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01月25日(水)
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