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★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】
by DIARY
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■口腔がん−2 今度は頬粘膜に 手術再び
読売新聞医療ルネサンスから・・・

昨日の続きです♪


歯肉がんの手術を受けてから12年がたとうとしていた2017年2月、大道芸人の源げん吾朗さん(69)の口の中に見つかったのは、頬粘膜のがんだった。かつて切除した左下あごの6本の歯を補う入れ歯の近くにできていた。

がんが粘膜にとどまっていれば、放射線の照射で済む場合もある。
だが、源さんのがんは、あごの骨まで広がっている可能性があった。
3月に手術を受け、粘膜だけでなく、左あごの骨の一部を残して切除した。

半月ほどで退院すると、東京都内の舞台に出演。
ところが、復帰して約2週間後の4月中旬、魚の干物を食べている時に、左あごで「パキッ」という音が鳴った。
鈍い痛みが続き、大学病院の主治医に診てもらったところ、あごの骨が折れていた。
「笑い話みたいですが、本当に痛かった」

再び入院し、あごの折れた部分を安定させるため、チタン製のプレートを埋め込む手術を受けた。
無事終わり、退院できるはずだったが、思わぬ不調に襲われた。
持病の痛風の症状がぶり返した後に、右の手足がひどくしびれ、歩けなくなった。
手術によるストレスの可能性もあったが、原因は分からなかった。

3か月を超えるリハビリを経て、9月初めに退院。その後も右足の裏にしびれが残っている。
週末や祝日の午後に浅草で紙芝居を披露している時には夢中で気にならないが、帰宅すると、じんじんと痛む。
「屋外のパフォーマンスは開放感があり、面白くてやめられない」

「立て板に水」の話芸の支えとなるのは口の動きと滑舌。
手術で切除した部位には、ももの皮膚を移植している。
粘膜と違って柔軟性に欠けるため、「こまめに口を閉じたり、開いたりしています」と話す。
現在も検査やリハビリのために定期的に通院している。

活動を再開してからは、自らの闘病体験をネタにすることもある。

「話芸を持ち味にする芸人が歯肉がん。それは、皮肉(シニク)だ」

近頃気がかりなのは、新型コロナウイルスの感染拡大だ。
通い慣れた浅草では、2月下旬から外国人の姿を見かけなくなった。
3月に入ると日本人もめっきり減った。春休みに都内の小学校を会場に予定していた紙芝居も中止となった。

今年秋には、長年交流を続けているモンゴルの学校を訪れるつもりだったが、実現できるかどうかも不透明になっている。

「今は辛抱。落ち着いた頃に、多くの人たちに喜んでもらいたい」。
コンディションを整え、その日を心待ちにしている。
04月26日(日)
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