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On the Production
by 井口健二
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■FLY!/フライ、湖の女たち、彼女はなぜ猿を逃がしたか?
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※このページでは、試写で観せてもらった映画の中から、※
※僕に書く事があると思う作品を選んで紹介しています。※
※なお、文中物語に関る部分は伏字にしておきますので、※
※読まれる方は左クリックドラッグで反転してください。※
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※「全て選択」の表示が出ますので、選択してください。※
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『FLY!/フライ』“Migration”
2017年1月22日付題名紹介『SING/シング』などを手掛ける
ユニバーサル・スタジオ/イルミネーションが、同作以来と
なるオリジナルキャラクターで描いたアドヴェンチャーアニ
メーション。
登場するのは合衆国北東部ニューイングランドの小さな池に
暮らすマガモの一家。その地は冬場もしのげるらしく、父鳥
はのんびりした暮しで定住を決め込んでいる。そのため寝物
語は池を飛び出した鳥を襲う怪物の話ばかりだ。
ところがある日、そんな池に北方から渡り鳥の一家が飛来。
彼らは口々に南国の楽しさを吹聴して池を飛び立って行く。
その言動に心を動かされた母鳥と兄妹の若鳥は南国の暮らし
を夢見始める。
そんな家族の声に最初は耳を貸さなかった父鳥だったが…、
遂に家族の声に押されて渡りを決意。叔父鳥も巻き込んでの
初めての渡りが決行される。しかしそこにはとんでもない冒
険が待ち構えていた。
脚本と監督は、2012年6月「フランス映画祭2012」で紹介し
た『アーネストとセレスティーヌ』などのバンジャマン・ル
ネールによるハリウッドデビュー作。脚本には、2004年2月
紹介『スクール・オブ・ロック』などのマイク・ホワイトが
参加している。
声優はパキスタン出身で2017年12月24日付題名紹介『ビッグ
・シック』などのクメイル・ナンジアニと、2023年8月紹介
『コカイン・ベア』などのエリザベス・バンクス。他にオー
クワフィナ、キーガン=マイケル・キー、デビッド・ミッチ
ェル、キャロル・ケイン、カスパー・ジェニングス、トレシ
ー・ガザル、ダニー・デビート。
日本語吹き替えは堺雅人、麻生久美子、ヒコロヒー、黒川想
矢、池村碧彩、羽佐間道夫、野沢雅子、関智一、鈴村健一、
芹澤優、谷山紀章、喜多村英梨、愛河里花子らが担当してい
る。
単純にお子様向けと言ってしまえばそれまでなのだけれど、
物語はそれなりに考えられているというか。人間の登場には
多少のいやらしさはあるけど全体的には純粋な冒険譚として
楽しめる。それは大人の眼でも楽しめるものだ。
特に冒険心を失いつつある日本の若者には心に響く作品にな
るかもしれない。こんな冒険心が若者には必要なのだ。
公開は3月15日より、全国ロードショウとなる。
なおこの紹介文は、配給会社東宝東和の招待で試写を観て投
稿するものです。#映画フライ

『湖の女たち』
2019年9月8日付題名紹介『楽園』などの吉田修一原作を、
2019年6月23日付題名紹介『タロウのバカ』などの大森立嗣
脚本、監督で映画化した作品。なお吉田原作&大森監督では
2013年『さよなら渓谷』が作られている。
琵琶湖畔の介護療養施設で高齢の入居者が不審死。それは誤
動作はあり得ない人工呼吸器の停止によるもので、関係者が
そのアラーム音を誰も聞いていないと証言したことで事件性
を疑わせることになる。
このため地元署のベテランと若い刑事の2人が捜査を開始、
ベテラン刑事は1人の介護士を犯人と決めつけ、様々な手段
でその介護士を追い詰める。ところがそれが思わぬ展開を生
み、警察のやり方に批判が集まるが…。
そのベテラン刑事にはある事件で政治家の介入を受け、捜査
を打ち切られたという苦い過去があった。そして週刊誌の記
者がその事件を掘り返し始める。そこには戦争犯罪に絡む巨
悪が潜んでいた。
やがて第2の事件が起き、週刊誌の記者はネットに拡散され
た動画からある真実を見つけ出す。
出演は2018年9月9日付題名紹介『旅猫リポート』などの福

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01月21日(日)
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