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On the Production
by 井口健二
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■2019年Best 10 & INDEX
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
今回は新年1月1日ということで、昨年の僕的ベスト10を
発表したいと思います。選考対象は2019年度の公開作品で、
試写を観せて貰った中から選びます。
まずはSF/ファンタシー映画:
1位:イエスタデイ(8月11日紹介)
2位:SF核戦争後の未来・スレッズ(7月7日紹介)
3位:ドクター・スリープ(11月24日紹介)
4位:移動都市モータル・エンジン(2月3日紹介)
5位:レプリカズ(3月3日紹介)
6位:センターライン(3月3日紹介)
7位:羊とオオカミの恋と殺人(9月15日紹介)
8位:GHOST MASTER/ゴーストマスター(10月20日紹介)
9位:ハッピー・デス・デイ 2U(4月14日紹介)
10位:アイアン・スカイ第三帝国の逆襲(4月28日紹介)
番外:アポロ11 完全版(6月30日紹介)
1位の作品に関しては、ポピュラー音楽をテーマとしたこ
とでSFファン以外にもアピールし易いと共に、実に明解な
パラレルワールド物で、SF嫌いの人にも納得してもらえる
作品になっていると思う。しかも最後にはSFならではの醍
醐味も味わえる見事な作品だ。
2位の作品は、昨年の第1位と同様の歴史的な作品だが、
本作でもその先見の明が見事と言える。特に本作では現代の
我々にとってもこの先に迎える未来への警鐘になっており、
人類の進歩のなさを痛感する作品だった。
3位は、原作の小説だけでなく元の小説における先の映画
化へのリスペクトも見事な作品で、特に後半の展開は観てい
て感動の涙が出そうになった。
4位はVFX満載の大作SF作品。マーヴェルやDCの映
画化にSF的な興味が沸いて来ない一方で、しっかりとした
VFXを駆使したSF映画を観られるのは嬉しいものだ。原
作の小説に比べると人間描写などは少し物足りないが、楽し
める作品だった。
5位は、小品だがSFとしてのコンセプトはしっかりして
いる作品だ。判り難いSFの典型かもしれないけれどファン
としてはちゃんと評価してやりたい。
6位〜8位はいずれも日本映画で若手が頑張った作品。各
自の方向性は異なるが、これからが楽しみになる。
9位、10位はそれぞれ続編。と言っても9位は前作も同時
公開だったが、いずれも前作よりSFの度合いを強くして、
アピール度も高かった。
そして番外はこの映像をようやく観ることができたことを
喜びたい。本来なら70mmでしっかりと観たかったが、無い物
ねだりは諦めよう。
続いては一般映画のベスト10で、
1位:グリーンブック(2018年12月23日紹介)
2位:ある船頭の話(8月4日紹介)
3位:僕たちは希望という名の列車に乗った
(2月3日題名紹介)
4位:駅までの道をおしえて(7月28日題名紹介)
5位:岡本太郎の沖縄(2018年12月16日紹介)
6位:春画と日本人(2018年7月8日題名紹介)
7位:見えない目撃者(7月14日紹介)
8位:サタンタンゴ(7月14日題名紹介)
9位:EXIT(10月6日題名紹介)
10位:マイ・ブックショップ(1月13日紹介)
内容はそれぞれの紹介記事を参照してください。
ベスト10は以上です。
なお1月の第1週は正月休み中で試写がありませんので、
次回の更新は1月12日になります。
INDEX
◆1月13日
ライズ ダルライザー−NEW EDITION−
まく子
マイ・ブックショップ
多十郎殉愛記
ビール・ストリートの恋人たち
イップ・マン外伝 マスターZ
12か月の未来図
盆唄
眠る村
天国でまた会おう
ウトヤ島、7月22日
バーニング「劇場版」
◆1月20日
山(モンテ)
チャンブラにて
道草
シスターフッド
空の瞳とカタツムリ
翔んで埼玉
芳華 Youth
ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ
L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。
◆1月27日
パペット大騒査線 追憶の紫影(パープル・シャドー)
漂うがごとく
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01月01日(水)
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