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On the Production
by 井口健二
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■ポッピンQ、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』来日記者会見、中島みゆきConcert「一会」
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※このページでは、試写で観せてもらった映画の中から、※
※僕に書く事があると思う作品を選んで紹介しています。※
※なお、文中物語に関る部分は伏字にしておきますので、※
※読まれる方は左クリックドラッグで反転してください。※
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『ポッピンQ』
東映アニメーション設立60周年記念作品。中学卒業を目前に
して進路や未来など不安で一杯の少女たちが、時空を超えて
世界を破滅から守る冒険に駆り出される。
主人公は高知県桂浜の中学に通う陸上部の3年生。卒業式も
目前だが、彼女は毎朝の練習で自己ベストの更新を目指して
いた。それにはある思いも込められていたが…。その一方で
彼女には、両親の都合で卒業式の後に東京に引っ越すという
問題もあった。
そんな彼女が卒業式の朝、両親との口げんかの末にふと通学
とは逆方向の列車に乗ってしまう。その列車は見知らぬ浜辺
の駅に到着し、降り立った主人公は砂浜で光るクリスタルの
破片を拾い上げる。それは全宇宙の時間を司る「時の谷」へ
の入り口のキーだった。
斯くして「時の谷」へと誘われた主人公は、そこで全宇宙の
時が乱れ始め、それを修復するには彼女の協力が必要だと告
げられる。しかし自分に自信の持てない主人公はその協力を
躊躇するが、そこに同じように誘われた3人の仲間が現れ、
彼女を使命に目覚めさせる。
原作は、2016年10月30日題名紹介『魔法つかいプリキュア』
などの東堂いづみ。この名前は東映アニメーションのハウス
ネームだそうで、つまり企画部の原作ということ。監督は、
2013年3月紹介『ドラゴンボールZ 神と神』などのCG監
督で本作が本編デビュー作となる宮原直樹が担当した。
声優は、瀬戸麻沙美、井澤詩織、種崎敦美、小澤亜李、黒沢
ともよらが担当している。
正直に言ってお話は少し弱いかなという印象だ。それは上映
時間が95分という長さの中に歌や踊りも入れ込むとなると、
物語自体は多少舌足らずになる。特に主人公以外のメムバー
の背景などはもう少し詳しく欲しい感じがした。
という、僕としては少し不満の残る作品だったが、実は本編
上映後に特報映像が流れて、それは本作の続編が企画進行中
というものだった。これは一般公開の際にも上映されるもの
だが、そこでは高校生になった主人公たちが描かれる。
しかもその特報では、本作で「時の谷」を襲った危機が、今
度は元の世界に戻った主人公たちに襲い掛かる。つまり本作
はそのプロローグだったようで、そうなるとこれはかなりの
物語が展開されそうだ。
しかもその続編では3部作も検討されているということで、
そうなると相当のサーガになりそうだ。それが実現するため
には本作のヒットが欠かせないとのことで、まずは本作から
応援したいものだ。
公開は12月23日より、全国ロードショウとなる。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
来日記者会見
12月16日に全世界一斉公開となる作品の監督・キャストによ
る記者会見が行われた。
全世界一斉公開ということで、恐らくマスコミ向けの事前試
写も無さそうで、本作のここでの紹介はこれだけになりそう
だ。しかも内容に関してはかなり強力な箝口令が敷かれてい
るようで、会見でもその辺はほとんど語られなかった。
ただ事前の紹介では、物語の背景が『新たなる希望』の直前
であることと、内容が『新たなる希望』でレイヤ姫がR2−D2
に託すデススターの設計図を手に入れるお話ということ。そ
してダースベーダ―が登場するということだった。
それに加えて会見では、本作の監督を務めた2011年6月紹介
『モンスターズ/地球外生命体』などのギャレス・エドワー
ズ監督からダースベーダ―以外にも『新たなる希望』のキャ
ラクターが登場すること。
それに主演の2016年10月紹介『インフェルノ』などのフェリ
シティ・ジョーンズからは、彼女が演じたキャラクターなど
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12月11日(日)
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