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On the Production
by 井口健二
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■GHOST RIDER 2、人生ブラボー!、ハードウェア・ウォーズ、名無しの十字架、ひまわり、牙狼2、アルマジロ、よりよき人生+Oscar/VFX
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※このページでは、試写で見せてもらった映画の中から、※
※僕が気に入った作品のみを紹介しています。なお、文中※
※物語に関る部分は伏せ字にしておきますので、読まれる※
※方は左クリックドラッグで反転してください。 ※
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『GHOST RIDER 2』“Ghost Rider: Spirit of Vengeance”
2007年2月紹介『ゴーストライダー』の続編。ただし、監督
曰く「前作から踏襲したのは、ニコラス・ケイジの主演だけ
だ」という作品だ。
物語の始まりは、山間の寺院。そこに1人の少年が匿われて
いる。その少年は悪魔の血を引くと言われ、地上では能力の
発揮に制限のある悪魔がその少年に宿ると、その悪魔は全て
の能力を地上で発揮できるようになるというもの。そして今
や成長したその少年を、悪魔が狙い始めていた。
そこでその少年を守るために、地上で悪魔に対抗できる唯一
の男に援助が求められるのだが、その男ジョニー・ブレイズ
は、悪魔の化身ゴーストライダーをようやく封じ込められそ
うになったところだった。
しかし訪ねてきた僧侶に、少年を守り切れば、悪魔から究極
的に解放される術を教えると言われたブレイズは、やむ無く
ゴーストライダーを復活させるが…。産みの母親と共に逃亡
を続ける少年には新たな危機が訪れていた。
共演は、今年7月紹介『プロメテウス』などのイドリス・エ
ルバ、1986年『ハイランダー/悪魔の戦士』などのクリスト
ファー・ランバート、昨年4月紹介『ラスト・ターゲット』
などのヴィオランテ・プラシド。
さらに今年9月紹介『ウーマン・イン・ブラック亡霊の館』
などのキアラン・ハインズ、昨年8月紹介『リミットレス』
に出ていたジョニー・ホイットワース。そして少年役を、事
前にヨーロッパ中で行われたスクリーンテストで選ばれた、
スペイン出身のファーガス・リオーダンが演じている。
監督は2009年7月紹介『アドレナリン/ハイ・ボルテージ』
などのマーク・ネヴェルダインとブライアン・テイラーのコ
ンビ。脚本はデイヴィッド・S・ゴイヤーの原案から、昨年
12月紹介『ウォーキング・デッド』のスコット・M・ギンプ
ルと、同じくテレビシリーズ『プリズン・ブレイク』を手掛
けるセス・ホフマンが担当している。
撮影はルーマニアとトルコで行われ、アクションシーンはほ
とんどが実写で撮影されているようだ。そのライダー・アク
ションには、主人公の乗るヤマハVMAXの他、ロシア製バイク
のウラルSOLO750、さらに全長220m、全高96m、総重量12340t
で、世界最大の陸上走行車とされるBagger 288なども登場し
て華を添えている。
物語的には、前作のように事前に主人公の紹介があったり、
複数の敵と戦うのよりは単純明快になっており、その分の話
にコクはないが、炎を駆使したアクションは映像的にも見事
に仕上げられていた。
『人生、ブラボー!』“Starbuck”
若い頃にアルバイト気分で不妊治療用の精子提供者になって
いた男が、突然533人の子供の誕生を知り、さらに142人から
身元開示を求められるという、カナダ・ケベック州で製作さ
れた作品。
主人公は、父親が経営する食肉会社で2人の兄と共に働いて
いる42歳の独身男。親族会社ということもあるのだろうが、
仕事振りはいい加減で、父親も少し持て余し気味のようだ。
そんな男がある日、142人の「子供」に身元開示の訴えを起
こされたことを知る。
その事態を幼馴染の新米弁護士に相談した主人公は、まずは
精神障害の線で訴えを退けようとするが。ふと原告の1人の
名前を見た主人公は、彼が前途有望なサッカー選手であるこ
とを知る。こうして何人かの許を匿名で訪ねた主人公は、彼
らの様々な人生を知ることになり…
出演は、2007年に自らの監督作品でカナダ・ジニー賞の作品
賞を受賞したというコメディアンのパトリック・ユアール。
他に、2006年11月05日付「東京国際映画祭」で紹介した『ロ
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12月02日(日)
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