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On the Production
by 井口健二
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■トワイライト、Gドクター、恋人たちのパレード、果てしなき路/断絶、ジョン・カーター(特)、ウタヒメ、ニュー・イヤーズ・イブ+Alice
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※このページでは、試写で見せてもらった映画の中から、※
※僕が気に入った作品のみを紹介しています。なお、文中※
※物語に関る部分は伏せ字にしておきますので、読まれる※
※方は左クリックドラッグで反転してください。 ※
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『ブレイキング・ドーンPart1』
“The Twilight Saga: Breaking Dawn - Part 1”
2009年1月紹介『トワイライト−初恋−』で始まったシリー
ズが最終話を迎え、前後篇で公開されるその前篇「Part 1」
の試写が行われた。因に本作はアメリカでは11月の第3週に
公開され、史上第5位のオープニング記録を達成した後は、
3週連続の興行成績1位に輝いているようだ。
という作品だが、ここで僕は一体何を紹介すればいいのだろ
う。内容は、クリスティン・スチュアート扮するベラ・スワ
ンと、ロバート・パティンスン扮するエドワード・カレンの
結婚式とそれに続くハネムーンが描かれるもの。
そこには人間とヴァンパイアの結婚という特殊性はあるもの
の、その特殊性に関わる部分の殆どは恐らくは「Part 2」へ
の伏線で、本作で物語となっているものではない。つまり本
作では、2人の結婚式とハネムーンのホームヴィデオを見せ
られているようなものだ。
しかし本シリーズに4年間付き合っているファンたちには、
ベラもエドワードも家族の一員みたいなものだから、その家
族のホームヴィデオということではこれで成立してしまうの
かな。ホームヴィデオなら繰り返し観るのも当然のことなの
かも知れない。
アメリカでの3週連続第1位には、そう考えるしか解釈のし
ようがなさそうだ。
脚本は、「Part 2」も含めてシリーズ全作を担当したメリッ
サ・ローゼンバーグ。因に彼女は、本作の後は1986年製作の
ファンタシー“Highlnder”のリメイクで、2014年の公開予
定の脚本にも関っている。
監督は2005年5月紹介『愛についてのキンゼイ・レポート』
などのビル・コンドン。結局このシリーズでは各回ごとに監
督が交替したが、最後の前後篇はコンドンが担当している。
出演は、ほぼ全員がシリーズを通しての出演となっており、
本作には出て来ないダコタ・ファニングも「Part 2」には登
場するようだ。
『ハリー・ポッター』に続いて『トワイライト』も終幕を迎
え、いよいよその後釜狙いの争いが激しくなってきそうだ。
『グッド・ドクター』“The Good Doctor”
『LOTR』や『POTC』で人気スターになったオーラン
ド・ブルームが、自ら製作も務めて主演した医療ドラマ。
主人公は、大病院で研修医になったばかりの男性。フェロー
(認定医)を目指すなど向上心はあるが、特に優秀という訳
でもなく、家柄もないようで、ベテランの婦長からは嫌がら
せのような仕打ちを感じていたりもしている。
そんな医師が投薬ミスを疑われて落ち込んでいたところに、
若い女性が腎盂腎炎の発症で入院してくる。そしてその主治
医になった医師は、彼女に医師−患者以上の好意を持ち、彼
女を手元に置き続けるための「医療」を始めてしまう。
しかしそれは想定外の結果を招き、さらに別の問題も引き起
こしてしまうが…。周囲からは「良い先生」と呼ばれる医師
の実体が明らかにされて行く。
脚本は、主にテレビ界で“Veronica Mars”や“The Sarah
Connor Chronicles”などの脚本とプロデューサーを務めて
きたジョン・エンボム。監督は、アイルランド出身で本作で
ハリウッドデビューとなるランス・デイリー。
共演は、エルヴィス・プレスリーの孫娘で昨年12月紹介『ラ
ンナウェイズ』にも出ていたライリー・キーオ。他に2008年
12月紹介『ベンジャミン・バトン』でオスカー候補のタラジ
・P・ヘンスン、前回紹介『ペントハウス』などのマイクル
・ペーニャ。
さらに2004年2月紹介『卒業の朝』に出演のロブ・モロウ、
ライミ監督版『スパイダーマン』3部作でスパイダーマン嫌
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12月18日(日)
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