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On the Production
by 井口健二
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■第45回
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※このページは、キネマ旬報誌で連載中のワールドニュー※
※スを基に、いろいろな情報を追加して掲載しています。※
※キネ旬の記事も併せてお読みください。       ※
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 いやはや、シュワルツェネッガーの出馬が本当に決まって
しまった。先月には一時断念したとの噂も流れたようだが、
実際には8月1日に、水曜日の“The Tonight Show”で重要
な発表をするという情報が流され、わざわざ「断念」を公式
に発表することはないだろうという観測になっていた。しか
し、これで当選すると、最近発表された映画製作の企画は全
て、最初の任期が終る2007年以降にせざるを得なくなるよう
だ。 
 なお、現在、発表されている主演の企画は“Westworld”
と“Big Sir”に2本だが、もう1本、ジョン・ミリウスが
監督する予定の“Conan”の続編については、シュワルツェ
ネッガーの推薦でザ・ロックことドゥエイン・ジョンスンが
彼の息子の役で主演の予定で、これも父親役のシュワルツェ
ネッガーの出演が不能だと延期になるようだ。世論調査はす
でに当確のようだが、10月7日の投票結果が注目される。
 また、今後の公開作品では、今秋ジョンスン主演の“The
Rundown”と、来年の夏公開予定のジャッキー・チェン主演
“Around the World in 80 Days”の2本にいずれもカメ
オ出演している。
 因に07年、シュワルツェネッガーは60歳になるそうだ。 
        *         *        
 以下は、いつものように製作情報を紹介しよう。    
 まずは、『レッド・ドラゴン』のブレット・ラトナー監督
の新しい計画が発表されている。といってもこの作品、実は
前任監督の降板で、急遽代打に立つことになったものだ。 
 作品の題名は、“After the Sunset”。前々回の“A Tale
of Two Sisters”の記事の中でも少し紹介したが、ニュー
ライン作品で、ピアーズ・ブロスナンとサルマ・ハエックが
共演、『ブルー・クラッシュ』のジョン・ストックウェルの
監督で、今年10月からの撮影が計画されていた。     
 ところが監督のストックウェルが、MGMで進められてい
る“Into the Blue”という作品への参加を表明。結局「創
造上の意見の相違」という形で降板してしまった。    
 そこでニューラインでは、代役の監督を探していたものだ
が、同社で“Rush Hour 3”を準備中のラトナーが、まだそ
の準備が整っていないということもあって、代役を務めるこ
とになったようだ。因に、ラトナーとニューラインの間では
“Rush Hour 2”の次の作品という形で契約が結ばれている
そうで、今回の監督をするとその契約条件は満たすことにな
るようだが、ラトナーは“Rush Hour 3”についても続けて
やる計画で、その公開は05年を目処としている。     
 なお“After the Sunset”のお話は、ポール・ゼビゼウス
キーのオリジナル脚本を、前々回紹介のクレイグ・ローゼン
バーグがリライトしたもので、カリブ海のリゾート地で優雅
に暮らす元宝石泥棒のブロスナンと、その女友達のハエック
が、泥棒稼業を続けていると睨むFBI捜査官の追求を受け
るという内容。そしてこの捜査官役を、『シン・レッド・ラ
イン』などのウッディ・ハレルスンが演じることも発表され
ている。                       
 因に、ハレルスンは、ジャック・ニコルスン、アダム・サ
ンドラー共演の“Anger Management”(N.Y.式ハッピー・
セラピー)にも小さい役で出ているようだが、最近の主演作
はほとんどインディーズ作品に限られていたということで、
ハリウッド作品で大きな役を演じるのは珍しいそうだ。なお
ニューラインでは、ハレルスンは96年製作の『ラリー・フリ
ント』などに主演している。              
        *         *        

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08月15日(金)
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