ID:47635
On the Production
by 井口健二
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■チャーリーズ、コンフェッション、28日後、ミニミニ大作戦、シェフと素顔と、レボリューション6、10日間で男を、タイタニックの秘密
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※このページでは、試写で見せてもらった映画の中から、※
※僕が気に入った作品のみを紹介します。       ※
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『チャーリーズ・エンジェル(特別映像)』       
6月28日の日米同時公開で、本編の完成試写はまだ行われて
いないが、6月2日の主演3人の来日記者会見の前に41分の
特別映像が披露された。                
完成前なので批評はしないでくれという要請はあったが、見
たことの紹介だけはさせてもらう。           
00年に公開された前作は、言ってしまえば、まるでアクショ
ンの似合っていない主演の3人が、見事にアクションを決め
てしまうのが見ものだった訳だが、その前作を上回らなけれ
ばならない続編に、同じメムバーで再び挑むのだから、その
自信の程は相当のものだったのだろう。         
そしてその結果は、この3年間のVFXの進歩には長足のも
のがあることが、またしても証明された感がある訳で、一部
しか見ていない条件ではあるが、次々に繰り出されるアクシ
ョンは、実に上手く決まっている感じがした。      
実際、とてつもないアクションが、顔を隠したスタントマン
ではなく、見るからにディアス、バリモア、リューの顔で行
われているのだから、この進化は、『マトリックス』以上と
言えるかも知れない。                 
また、今回のアクションはかなりコミカルに演出されている
感じなのだが、かなりはちゃめちゃなアクションが平然と行
われているのには、感心と言うか、感動的ですらあった。 
もちろん完成品を見なければ最終的な判断は出来ないが、こ
の特別映像のアクションのテンションが保たれるのなら、か
なり楽しめそうだ。                  
それに加えて、3人のファッションやら、ダンスシーンやら
…、ということで、見所はかなりありそうな感じ。完成披露
試写は6月17日に予定されている。           
                           
『コンフェッション』“Confession of a Dangerous Mind”
『ゴング・ショー』が懐かしいチャック・バーリスが執筆し
た原作を、チャーリー・カウフマンが脚色、ジョージ・クル
ーニーが監督第1作として映画化した作品。       
テレビ創成期のどたばたを描いた自伝的部分と、実はバーリ
スがCIAの訓練で鍛えられた殺し屋だったというフィクシ
ョンが交錯する物語。                 
カウフマンは、『アダプテーション』ではノンフィクション
の脚色の難しさを訴えつつ、見事にフィクションとの融合を
実現して見せたが、本作では、最初からノンフィクションと
フィクションの入り混じった原作を脚色した訳だ。    
実は、僕はもっとコミカルなものを期待して行ったのだが、
かなりシリアスというか、真面目な雰囲気に驚いた。もちろ
ん笑いを取るシーンもあるのだが、全体的には、真面目な印
象が残る。                      
ところが、話自体はかなりいい加減というか、コミカルな物
語なのだから、実はちょっと困ってしまった。これをお笑い
として見られる感覚があればいいのだが、僕にはそれができ
なかった。多分、これが本当に実話だったら、これで納得で
きたのだろうが…。                  
ただし、真面目な物語としてみれば、かなりいいお話にはな
っている。いろいろなことに正面から真剣に取り組もうとす
るバーリスの美化されたイメージは、それなりに理解できる
し…、だから作品自体は気に入っている。        
正直に言って、僕自身、まだ混乱しているところなのだ。 
主演のサム・ロックウェルは、屈折した主人公をよく演じて
いるし、特に後半『ゴング・ショー』を再現した部分のバー

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06月16日(月)
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