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On the Production
by 井口健二
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■コーリング、アナライズ・ユー、ブラック・ダイヤモンド、ハムバット〜蝙蝠男の復讐〜
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※このページでは、試写で見せてもらった映画の中から、※
※僕が気に入った作品のみを紹介します。 ※
※一部はアルク社のメールマガジンにも転載してもらって※
※いますので、併せてご覧ください。 ※
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『コーリング』“Dragonfly”
ケヴィン・コスナー主演のスーパーナチュラル・ムーヴィ。
シカゴの小児病院で、ERに勤務するジョーと、ガン病棟に
勤務するエミリーの医師夫妻は、最強と言われたコンビだっ
た。しかし、赤十字の要請でヴェネズエラの奥地の村に赴い
たエミリーは、雨季の突然の増水に巻き込まれ、帰らぬ人と
なってしまう。
そして遺体の無いまま葬儀の日、ジョーは悲しみを紛らわす
ようにエミリーの勤務していたガン病棟を訪ねるが、そこで
彼の目の前で心停止から甦った少年の口から、臨死体験の中
でエミリーに逢い、そこでジョーを呼んでいたという話を聞
かされる。
さらにジョーは、同じ話を昏睡状態で運び込まれた別の子供
からも聞かされる。しかも彼らは共通に、ジョーがゼリーで
できた十字架と呼んだ謎の図形を描いてみせる。そしてその
図形は、エミリーが可愛がっていたオウムによっても描かれ
る。
エミリーはジョーに何かを伝えたがっている。しかし、その
思いが高じて病院内で問題を起こしたジョーは、子供たちに
会う術を失ってしまう。果たしてエミリーが伝えたがってい
ることとは何か、ジョーに残された手掛かりは謎の図形しか
なかった。
『フィールド・オブ・ドリームス』ではシューレス・ジョー
の声を聞いてコーン畑にグラウンドを作ってしまったコスナ
ーが、今度は亡き妻の声ということで、亡霊と現世の関わり
を描いたお話はいろいろあるが、それに2回も主演するとい
うのは珍しいことだ。
お話自体は悪くないし、結末もなるほどと思わせるところは
ある。コスナーファンには良いプレゼントと言うところだろ
う。
なおエミリー役を、『スター・トレック/ヴォイジャー』に
ボーグ・クィーン役で出演していたスザンナ・トンプスンが
演じている。
『アナライズ・ユー』“Analyze That”
99年公開の『アナライズ・ミー』“Analyze This”の続編。
今回もまた、ビリー・クリスタル演じる精神分析医が、ロバ
ート・デ=ニーロ演じるマフィアのボスに振り回される。
マフィアのボスは服役中。しかし街の抗争は刑務所の中にも
影響し、ボスは命を狙われることに。そこで一計を案じたボ
スは、昔馴染みの精神分析医を利用して精神異常を装い、首
尾よく仮出所となるのだが…。
それは彼を出所させることで、マフィアの抗争を激化させよ
うというFBIの思惑に乗せられたものだった。しかしボス
は、マフィアもののテレビシリーズの監督を利用して撮影所
に乗り込み、そこでとんでもない計画を立て始めた。
前作は全米で大ヒットを記録したものだが、さすがに二番煎
じでは厳しいものがある。デ=ニーロが、『ウェストサイド
物語』の楽曲を次々に歌い上げるシーンは、アメリカでは大
受けだろうが、日本の観客はどう反応するか。僕は、エンデ
ィングでは思わず一緒に口ずさんでしまったが。
とは言え、9/11後のニューヨークで大々的なロケーション
撮影を敢行するなど、ニューヨーク支援の成果は充分に上が
ったようだ。
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03月03日(月)
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