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On the Production
by 井口健二
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■第34回
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※このページは、キネマ旬報誌で連載中のワールドニュー※
※スを基に、いろいろな情報を追加して掲載しています。※
※キネ旬の記事も併せてお読みください。       ※
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 今回は、ちょっと野次馬的なこの話題から。      
 まずは、ソニー傘下のコロムビアから、42年に公開された
ルネ・クレール監督作品“I Married a Witch”を、トム・
クルーズの製作主演、ダニー・デ=ヴィートの監督でリメイ
ク計画が発表された。                 
 オリジナルは、フレデリック・マーチ、ヴェロニカ・レイ
ク主演で映画化されたもので、セーラムの魔女狩りで火炙り
になった魔女が復讐のため甦るが。現代社会に振り回される
内に、自分を火炙りにした男の子孫の政治家に恋をして…、
というコメディ作品。日本では、51年に『奥様は魔女』とい
う邦題で公開されたが、アメリカのガイドブックでも星3つ
の評価を得ている作品だ。               
 この作品を、クルーズの主演でリメイクする計画だが、当
然クルーズの役は、マーチが演じた政治家ということになる
のだろう。リメイクの脚本は、デ=ヴィートの監督第2作の
『ローズ家の戦争』も手掛けたマイクル・リースンが担当。
相手役は未定だが、デ=ヴィート監督の次回作として、今年
の年末からの製作を予定している。           
 とまあ、これはちょっと楽しめそうな期待作なのだが…。
 実は、コロムビアにはもう1本魔女ものの計画があって、
こちらは64年から72年まで放送されたエリザベス・モンゴメ
リー主演の人気テレビシリーズ“Bewitched”を映画化しよ
うというもの。                    
 このシリーズは、日本では『奥様は魔女』の題名で放送さ
れ、今でも再放送が絶えないほどの人気シリーズだが、この
邦題からも判るように、元々極めて似通った設定の作品で、
一部にはテレビ版リメイクという情報もあるほどのもの。少
なくともインスパイアされた作品であることは間違いない。
 そしてこの映画化の計画では、『めぐり逢えたら』などの
ノーラ・エフロンが脚色と監督を担当し、ニコール・キッド
マンの主演が予定されているというものだ。       
 ここでこのように似た企画が、しかも同じ製作会社で計画
された場合には、これらを一本化してしまうのが通例なのだ
が、今回の企画ばかりは主演者の関係でそういう訳には行き
そうにない。                     
 コロムビアとしては、クルーズの製作主演作品は絶対に手
放せないし、一方、キッドマン+エフロンの計画は、かなり
以前から進められていたもので、特に今年もオスカー候補に
なって、今乗っているキッドマンの主演は外せないところ。
さてこの結末は、一体どういうことになるのでしょうか。 
        *         *        
 お次はキャスティングの情報で。           
 まずは、前回報告した“Superman”の主演の行方がまた判
らなくなっているようだ。               
 前回は、カナダ出身のヴィクター・ウェブスターの抜擢が
有力と報告したが、その後ワーナー側は、やはり有名スター
の起用を希望、その候補としてジョッシュ・ハートネットの
名前が再浮上してきている。              
 ハートネットは、最近は『パールハーバー』や『ブラック
・ホーク・ダウン』などで活躍しているが、その前には『パ
ラサイト』などでジャンルのファンにも馴染み深い。風貌な
どは、確かにクリシトファー・リーヴにも似て、特にあごの
張っている辺りはスーパーマンにピッタリというところだ。
 ウェブスターの風貌は判らないが、大体この2人には絞ら
れてきているようだ。前回も書いたように、2作の続編も計

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03月01日(土)
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