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On the Production
by 井口健二
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■第30回
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※このページは、キネマ旬報誌で連載中のワールドニュー※
※スを基に、いろいろな情報を追加して掲載しています。※
※キネ旬の記事も併せてお読みください。 ※
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新年、明けましておめでとうございます。
何とか2回目の正月を迎えることができました。というか
自分の気力が持つかどうかだけの問題なのですが、何とか月
2回のペースを保てるようになりました。今後ともよろしく
お願いします。
* *
ということで新年最初の情報は、待望シリーズの復活で、
ジョージ・ミラー監督、メル・ギブスン主演による『マッド
・マックス』の第4作が製作されるという話題から。
このシリーズは、1979年に第1作の“Mad Max”(マッド
・マックス)がオーストラリアで公開され、この作品は80年
のアヴォリアッツ国際ファンタスティック映画祭で審査員特
別賞を受賞。アメリカでは同年にアメリカン・インターナシ
ョナル(AIP)の配給で公開されている。ただしこの第1
作のアメリカ公開は、配給体制の弱さもあって、興行成績は
あまり上がらなかったようだ。
しかしこのキャラクターに注目したのがワーナー・ブラザ
ース。同社はシリーズ化の権利を獲得し、81年に製作された
第2作“Mad Max 2: The Road Warrior”(マッド・マック
ス2)のアメリカ配給を手掛ける。さらに83年には、ミラー
監督をアメリカに呼び寄せて“Twilight Zone- The Movie”
の1エピソードを担当させ、次いで第3作“Mad Max Beyond
Thunderdome”(マッド・マックス サンダードーム)の製
作を発表した。
ところが、第3作の準備を開始した直後の83年6月に、ミ
ラー監督の盟友で製作者のバイロン・ケネディがヘリコプタ
ーの事故で死亡、その後に第3作は製作されたものの、シリ
ーズの継続は難しいと言われていた。しかし数年前に、ワー
ナーとミラー監督との間で第4作が計画進行中と発表され、
俄然期待を集めたこともあったが、このときは企画のみで終
ってしまった。
その計画がようやく実現されることになった訳だが、監督
はもちろんミラー、主演はギブスンで、製作はフォックスが
行うことになっている。なお、ミラーは97年にワーナーから
シリーズの権利を買い戻しており、その後、独自に準備を進
めてきたと言うことで、この程、ギブスン主宰のイコン・プ
ロが現在の本拠を置いているフォックスとの間で契約が成立
したものだ。
因に、ミラーとフォックスの関係では、過去に95年と98年
に製作された『ベイブ』の実績がある。このシリーズでは、
第1作の“Babe”はミラーは製作のみ担当しアカデミー賞の
作品賞候補になったが、この受賞式で『ブレイブハート』で
監督賞を受けたギブスンが、ミラーにオスカーを掲げてみせ
たのが印象的だった。
なお、第4作は“Fury Road”の題名で製作され、準備状
況は、すでにミラーの手になる脚本は完成しており、撮影は
2003年5月にオーストラリアで開始の予定。製作費には1億
400万USドルが計上されているということだ。
* *
続いては、またまたコミックスの映画化で、DCコミック
ス発行の“Shazam !”を映画化する計画がニューラインから
発表されている。
Shazamというのは、古代エジプトから3000年を生きてきた
魔術師の名前。ソロモンの知恵とヘラクレスの強さ、アトラ
スのスタミナとゼウスの力、アキレスの勇気とマーキュリー
のスピード(名前は彼らの頭文字を集めたもの)を合わせた
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01月01日(水)
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