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On the Production
by 井口健二
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■第29回
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※このページは、キネマ旬報誌で連載中のワールドニュー※
※スを基に、いろいろな情報を追加して掲載しています。※
※キネ旬の記事も併せてお読みください。 ※
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最初に訂正。前回の“Where's Waldo?”(ウォーリーを
探せ!)の記事で、「原作ではウォルド、日本版ではウォー
リーとなっており」と書いたが、大元の原作がイギリスで出
たときの主人公はWallyで、それがアメリカで出版されたと
きにWaldoに変えられたのだそうだ。それならこれは『ハリ
ー・ポッターと賢者の石』の場合と同じだから、日本ではイ
ギリス版を公開すれば問題はないことになる。ということで、
とりあえず訂正。林さん情報をありがとうございました。
続いて言い訳、実は11月半ば頃からアメリカからの郵便物
が大遅配になっている。これは多分クリスマスメールのせい
で、昨年は9月11日と炭素菌事件の為にほとんどクリスマス
メールが送られなかった分が、今年に倍加しているようだ。
そんな訳で、キネマ旬報の記事の方はインターネットで凌
いでいるが、ヘッドラインのインデックスからだけだと記事
も見落とし易い。実際、後から対応する号が届いてみると、
別に興味を曳かれる記事があったりという具合で、紙媒体の
重要性を再認識している感じだ。
ということで、ここでは後から届いた記事なども含めて紹
介させてもらうことにするが、全体的にニュースがちょっと
古くなっている面もあるので、ご了承ください。
* *
まずは、ロバート・デニーロの『ブロンクス物語』以来の
監督第2作として計画されている“The Good Shepherd”と
いう作品に、レオナルド・ディカプリオの主演が期待されて
いる。
この作品は、『フォレスト・ガンプ』や『アリ』などのエ
リック・ロスの脚本で、アメリカ中央情報局CIAを作り上
げたジェイムズ・ウィルスンの40年に亙る半生を描くもの。
といってもこの主人公は架空の人物で、何人かの人物をモデ
ルにして冷戦時代を通してのCIAの歴史を描き出すという
ものだ。
因に本作は、アメリカン・ゾイトロープで10年近く前から
企画されていたもので、以前にはMGMやソニーなどでも検
討されたが、ようやくユニヴァーサルとデニーロが主宰する
トライベカの協力で実現の目処が付いたということだ。従っ
てアメリカ配給はユニヴァーサルが担当する。
ただし、本作の撮影は03年秋からの予定だが、02年クリス
マスにはアメリカで、『ギャング・オブ・ニューヨーク』と
“Catch Me If You Can”の2作品が同時公開されている人
気者のディカプリオの03年の予定では、マイクル・マン監督
によるハワード・ヒューズ伝記映画“The Aviator”がすで
にスタートしており、さらにテッド・タリー脚本、バズ・ラ
ーマン監督でアレクサンダー大王を描く歴史大作や、『ギル
バート・グレイプ』のラッセ・ハルストロームの監督で小型
核兵器を巡るスリラー“Bombshell”など計画が目白押し。
特に、ハルストローム作品は、ディカプリオ自身が製作を
買って出ているということで、これらの企画を掻い潜って、
秋までにディカプリオのスケジュールが空けられるかどうか
が、デニーロ作品への出演の鍵になりそうだ。
なお、ディカプリオとデニーロは、93年の『ボーイズ・ラ
イフ』と、96年の『マイ・ルーム』で共演しているが、今回
のデニーロの出演は、ちょい役だけの予定だそうだ。
* *
お次は、02年夏公開の『トータル・フィアーズ』では、主
演がベン・アフレックに交替して再出発したジャック・ライ
アンシリーズの傍系で、『トータル…』や『今そこにある危
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12月15日(日)
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