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On the Production
by 井口健二
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■第28回
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※このページは、キネマ旬報誌で連載中のワールドニュー※
※スを基に、いろいろな情報を追加して掲載しています。※
※キネ旬の記事も併せてお読みください。       ※
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 今回は、久々に記者会見の話題から。         
 第22回で作品を紹介したフランス映画『8人の女たち』の
11月23日公開を前に、監督のフランソワ・オゾンと、出演者
のヴィリジニー・ルドワイヤン、リュディヴィーヌ・サニエ
の来日記者会見が11月18日に行われた。この内のサニエは、
第24回で報告したように、製作中の実写版“Peter Pan”で
ティンカー・ベルを演じており、僕としてはそのことを聞き
たかったが、他の映画の記者会見でそういう質問をするのは
失礼というものだ。                  
 ところがこの日は、記者会見の後でパーティがあって、そ
こでサニエのそばに行くチャンスがあり、その時、「ティン
カー・ベル?」と呼びかけたところ、笑顔で服の袖を上げて
フィギュア付きのブレスレットを見せてくれた。ほんの一瞬
で、細かいところまでは見えなかったが、フィギュアは多分
ディズニーのアニメーションのティンカー・ベルで、それを
見せてくれたときの嬉しそうな顔は、本当に役が気に入って
いるようだった。                   
 実はこの日の彼女の服装は、普通では手首が袖に隠れてい
るもので、このとき以外は袖を上げることはなかったから、
そのブレスレットを目撃したのは、僕とその時に近くに居た
2、3人だけだと思うが、サニエの嬉しそうな笑顔とかわい
い仕種で、一層“Peter Pan”への期待が高まったという感
じがした。来年、“Peter Pan”のプロモーションでの来日
があったら、その時はちゃんと質問をしてフィギュアを確認
したいものだ。                    
        *         *        
 以下は、いつものように製作情報を紹介しよう。    
 まずは人気シリーズの続編の情報で、ユニヴァーサル配給
“Jurassic Park”の第4作の計画が発表された。     
 このシリーズは、マイクル・クライトンの原作に基づいて
1993年にスティーヴン・スピルバーグが監督した第1作に始
まり、1997年にはクライトンが新たに執筆した続編に基づく
“The Lost World: Jurassic Park”がスピルバーグ監督で
映画化された。さらに2001年には、ピーター・バックマン他
脚本で、ジョー・ジョンストン監督による第3作“Jurassic
Park III”が製作され、このときスピルバーグとクライトン
の名前が外れたことで、新たにシリーズとしての再出発が切
られたものだ。                   
 そして今回発表された計画では、製作は第1作から変らず
キャスリーン・ケネディだが、脚本はウィリアム・モナハン
が担当することになっている。因にモナハンは、リドリー・
スコットの監督で予定されている18世紀を舞台にした歴史ド
ラマ“Tripoli”の脚本も担当しているということだ。   
 監督やキャスティングは未定だが、流れから行くとスピル
バーグが監督することはなさそうだ。また出演者では、前2
作の主演は、共に第1作に出演したジェフ・ゴールドブラム
と、サム・ニールが別けているが、今度はどちらが主演する
のか、それともまったく別の主人公が登場するのだろうか。
 なおシリーズは、第3作からは純粋にアドヴェンチャムー
ヴィとなっており、今回もその中での手を替え品を替えての
展開になるのだろうが、僕自身は、いつの日かクライトン、
スピルバーグによる本当の結末が見たいと思っている。また
シリーズ3作目までの全世界興行収入の合計は、19億ドルに
達しているということで、本作で合計20億ドル突破の期待も
あるようだ。多分達成は間違いないだろうが。      
        *         *        

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12月01日(日)
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