ID:47635
On the Production
by 井口健二
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■スクービー…、ブレッド&ローズ、ジョンQ、阿弥陀堂だより、アバウト・ア・ボーイ、13ゴースト、スチュアート・リトル2、タイムマシン
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※このページでは、試写で見せてもらった映画の中から、※
※僕が気に入った作品のみを紹介します。       ※
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『スクービー・ドゥー』“Scooby Doo”         
日本では『弱虫クルッパー』の題名で放送されたハナ=バー
ベラ製作テレビアニメーションの映画化。        
オリジナルのアニメーションは日本ではほとんど放送されて
おらず、僕も最近、この映画化が決まった後で数回、参考の
ためにカートゥーンチャンネルで見ただけなのだが。アメリ
カでは69年から91年まで22年間も続いた人気番組。その人気
番組の映画化とあって、アメリカでは封切2週間で1億ドル
突破の大ヒットになっている。             
シャギー、ダフネ、ヴェルマ、フレッドの男女4人と、人語
を喋るグレートデンのスクービーをメムバーとする「ミステ
リー社」は、アメリカ中の幽霊騒動を解決する人気会社。今
日もおもちゃ工場に出没する幽霊の謎を解いて大喝采を浴び
たのだが、その直後に意見の対立から4人は別れ別れになっ
てしまう。                      
そして2年後、スクービーと共にヒッピー生活のシャギーの
元へ、若者向けリゾート「スプーキー・アイランド」のオー
ナーから仕事の依頼が来る。本当は臆病で幽霊退治なんて真
っ平のシャギーとスクービーだが、食事が食べ放題の条件に
釣られてOK。島へ向かう飛行場に来てみると、そこには他
の3人もいて「ミステリー社」の再結成となる。     
テレビシリーズでの幽霊騒動は、どれも結局は人間の仕業、
というものだったのだが…。島に来てみると、本当に何かが
起こっているらしい。こうしてアミューズメントパークのよ
うな島を舞台に、「ミステリー社」の活躍が始まる。   
ハナ=バーベラのアニメーションの実写化もすでに『フリン
トストーン』などの成功作があるが、正直なところアニメキ
ャラを人間が演じるのには抵抗がある。どうしてもアニメの
動きを真似ると演技が大げさになるし、表情の作り方なども
不自然さを否めない。                 
実はこの映画でも、最初はそんな違和感があったのだが、島
に着いて、表情の作り方ではアニメに輪を掛けたようなミス
ター・ビーンことローワン・アトキンソンが登場した辺りか
ら、そんな感じは吹っ飛んでしまった。         
それに人間のメムバー4人を演じるのが、『スクリーム』や
『ラスト・サマー』などのティーンズホラーの常連の若手俳
優たち。そんな彼らが結構のって演技をしていることもあっ
て、この雰囲気の中では、何かそういう演技も不自然に見え
なくなってしまったという感じもある。これはある意味作戦
だったのだろう。                   
なお、犬のスクービーはオールCGIの合成で描かれている
ので、これはもうアニメーションそのままという感じだ。 
若年向けの作品であることは間違いないが、いろいろなギミ
ックも一杯で結構楽しめた。              
                           
『ブレッド&ローズ』“Bread and Roses”        
イギリスのケン・ローチ監督が、初めてアメリカを舞台に撮
ったイギリス=ドイツ=スペイン合作の00年の作品。   
主人公のマヤは、ロサンゼルスで暮らす実姉を頼って、メキ
シコから不法入国する。しかし姉はその手引きの代金を用意
できず、マヤは男たちにホテルに連れ込まれるが、機転を利
かして脱出。こうしてマヤのアメリカでの生活が始まる。 
ところが姉と一緒に働き始めたビルの清掃員の仕事では、ピ
ン跳ねや不等解雇が横行し、医療保険も満足に得られない状
態。そんなマヤと姉の基に組合のオルグが接近してくる。そ
してロサンゼルス最大の高層ビルで働く彼女らに組合活動の

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07月16日(火)
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