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On the Production
by 井口健二
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■第12回+光の旅人、コラテラル・ダメージ、フィスト・オブ・フューリー、E.T.、パコダテ人
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※このページは、キネマ旬報誌で連載中のワールドニュー※
※スを基に、いろいろな情報を追加して掲載しています。※
※キネ旬の記事も併せてお読みください。 ※
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まずは予告した情報から。
前回紹介の“T3: The Rise of the Machines”の配役で、
未定だったジョン・コナー役に、ニック・ストールという俳
優の抜擢が発表された。
ストールは22歳、先日のアカデミー賞で作品賞などの候補
に上がっていた“In the Bedroom”に、主人公の病気の息子
の役で出演している俳優ということだが、それ以前の作品で
は、98年の『シン・レッド・ライン』に出演、この作品の紹
介では、17人の出演者リストの16番目に名前が載っていた。
“T3”では前作の10数年後が舞台ということで、22歳の俳
優はちょっと若い感じもするが、ジョナサン・モストウ監督
の下、アーノルド・シュワルツェネッガー、エドワード・ノ
ートン、ヴィン・ディーゼルを相手に、シシー・スペイセク
やマリサ・トメイのオスカー俳優と共演した演技力を見せて
もらいたいものだ。
なお撮影は、前回の情報より少し遅れて、4月15日にロサ
ンゼルスで開始と発表されている。公開は03年7月4日。そ
れから原題ついては、最近送られてくるアメリカの報道では
“Terminator 3”ではなく“T3”に統一されているようだ。
* *
続けてシュワルツェネッガーの情報で、“T3”のアメリカ
配給を行うワーナーとの間で立て続けにリメイクの計画が発
表されている。
その1本目は、73年にリチャード・ベンジャミン、ユル・
ブリナー主演で映画化された“Westworld ”(邦題:ウェス
トワールド)のリメイク。この映画は、今や大ベストセラー
作家のマイクル・クライトンが自らの脚本で監督デビューを
果たした作品で、ロボット技術を駆使して西部劇の世界を再
現したアミューズメントパークを舞台に、ロボットが暴走し
て観客を襲い始める恐怖を描いたもの。ブリナーが演じたロ
ボットガンマンが無気味で、またその視覚を表現したシーン
には初期のCGIが商業映画で初めて使用されるなど話題の
豊富な作品だ。
そして今回のリメイク計画では、シュワルツェネッガーが
ブリナーが演じたロボットガンマン役を再現するというもの
で、ターミネーターの元祖とも言われるガンマン役をシュワ
ルツェネッガーがどのように演じてみせるか楽しみだ。なお
オリジナルには、76年製作でブリナーがゲスト出演している
“Futureworld ”という続編もある。
2本目は、リメイクと呼ぶのにはちょっと違うかも知れな
いが、シュワルツェネッガーが82年に主演した“Conan the
Barbarian”(コナン・ザ・グレート)の再映画化が計画さ
れている。この作品はロバート・E・ハワードの原作から、
ジョン・ミリウスがオリヴァ・ストーンと共に脚色し、ロン
・コブらのデザインを駆使してミリウスが監督、ヒロイック
ファンタシーの世界を見事に再現したもので、シュワルツェ
ネッガーにとっては『ターミネーター』と並ぶ出世作といえ
る作品だ。そして今回の計画は、ミリウスが再び脚本を手掛
けるもので、『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟も製
作に協力していると言われている。
そして3本目は、リチャード・マシスン原作の“I Am Le
gend”の映画化だが、この計画は今年のオスカー候補にもな
ったウィル・スミスの主演で進められることになった。この
原作はすでに57年にヴィンセント・プライスの主演作と、71
年にチャールトン・ヘストン主演の『オメガマン』の2度の
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04月01日(月)
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