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On the Production
by 井口健二
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■第3回+ロードオブザリング(特)、美女と野獣、快盗ブラックT、プリティプリンセス、ハリーポッター賢者、ぼくの神様、オーシャンズ11
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※このページは、キネマ旬報誌で連載中のワールドニュー※
※スを基に、いろいろな情報を追加して掲載しています。※
※キネ旬の記事も併せてお読みください。 ※
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まずは国内での試写も始まった『ハリー・ポッターと賢者
の石』の最終報告から。
前回の記事で上映時間が最終的に2時間半を超えることを
報告し、子供向けには長すぎるのではないかと心配したが、
これについてクリス・コロンバス監督曰く、「我々の観客の
子供たちは、700ページの本を読む能力があるのだから、
2時間半ぐらい劇場の椅子に座っているのは大丈夫だ」との
ことで、自信は満々のようだ。
また、公開版の上映時間は2時間32分になっているが、実
はこれでもリック・メイオールが演じたポルターガイスト・
ピーヴスの登場シーンが全てカットされていたり、他にも予
告編に登場したシーンがないなど、撮影されながら最終編集
でカットされた部分はかなりありそうなので、やはりヴィデ
オでもいいから完全版が見たいということにはなるようだ。
なお、11月18日に撮影開始された第2作“Harry Potter
and the Chamber of Secrets”の公開は、02年11月15日と発
表された。(試写の感想は下のページを見てください)
* *
お次は、9月11日にニューヨークで起きた連続テロ事件関
連の情報で、この事件に関連しては、公開の延期や、製作の
延期、中断などいろいろあるが、この事件で最も大きな影響
を受けたと思われる作品が報告された。
それはフランシス・フォード・コッポラが計画を進めてい
る “Megalopolis”という作品で、この計画はコッポラが15
年近く前から温めていたということだ。内容は、近未来のニ
ューヨーク市を舞台に、災害に襲われた大都市が再興して行
く姿を描いたもの。その再興計画を巡っていろいろな階層の
人々が織りなすセシル・B・デミル調の物語だそうだ。
そしてコッポラはこの映画の撮影を来年の秋に予定してい
るが、すでにその準備としてニューヨークの実景が9月11日
以前から撮影されており、その撮影は事件後も続けられてい
るということだ。しかし物語の方は事件を踏まえたものにせ
ざるをえず、その物語の再構築に苦慮しているという状況の
ようだ。
事件の直後にコッポラは、「歴史が自宅の玄関口に来たよ
うな気持ちだ」と印象を語っていたということだが、紹介文
を読んだ感じでは、映画自体はかなり明るい未来を展望した
作品だったようで、逆に事件の衝撃が大きく覆い被さってい
るようだ。
なお撮影は、『スター・ウォーズ:エピソード2』の撮影
にも使用されたHD−24Pのディジタルカメラで行われてお
り、ジョージ・ルーカスに続くコッポラの採用で、このカメ
ラの定着が一気に進みそうだ。
* *
9月11日関連の情報では逆に、計画通りに製作が進むこと
になったという話題も入ってきている。
この計画は、ジェニファ・ロペスとベン・アフレックの主
演、レヴォルーション製作による“Gigli ”という作品で、
この作品の12月からの撮影が発表されている。
実は、この計画では当初からロペスの主演が期待されてい
たものだったが、同じくロペスが主演する“Tick Tock”と
いう作品の撮影と重なるために、一時はハーラ・ベリーの主
演で準備が進められていた。ところが9月11日の影響で、爆
弾事件を扱った“Tick Tock”の撮影が延期になり、一方の
ベリーは“X-Men 2”の撮影が決まって降板ということにな
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11月18日(日)
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