ID:47635
On the Production
by 井口健二
[470864hit]
■ダルライザー、まく子、マイ・ブックS(多十郎、ビール・S、イップ・マン外伝、12か月の、盆唄、眠る村、天国でまた、ウトヤ、バーニング)
他に、2015年『ミモザの島に消えた母』などのロラン・ラフ
ィット、2017年12月紹介『ロープ』などのメラニー・ティエ
リーらが脇を固めている。公開は3月1日より、東京はTOHO
シネマズシャンテ他で全国ロードショウ。)
『ウトヤ島、7月22日』“Utøya 22. juli”
(2011年に北欧ノルウェーのキャンプ地を襲ったテロ事件を
描いた実話に基づく作品。同じ題材からはNETFLIX の製作で
ポール・グリーングラス監督の作品もあるようだが、本作は
2017年10月1日題名紹介『ヒトラーに屈しなかった国王』な
どのエリック・ポッペ監督が、72分間の犯行を実時間、ワン
カットで撮るという強烈な作品になっている。事件は極右主
義者の犯人が、左翼の青年団主催のサマーキャンプを襲った
というもの。しかし作中ではそのような政治的な背景はほと
んど紹介されず、ただ暴漢に襲われて逃げ惑う若者たちの姿
が、その中の1人の少女の姿を通して描かれる。それは尋常
でない緊張感に漲ったものだ。因に犯人は自らの行為を語る
物語に権利を主張しているそうで、本作はそれに対する回答
でもあるようだ。政治的な背景は複雑だが、描かれたメッセ
ージは鮮明な作品。公開は3月8日より、東京はヒューマン
トラストシネマ有楽町他で全国ロードショウ。)
『バーニング「劇場版」』“버닝”
(2008年4月紹介『シークレット・サンシャイン』などのイ
・チャンドン監督が、村上春樹が1983年1月号の雑誌に発表
した短編小説「納屋を焼く」を映画化した作品。と言っても
物語には大幅な肉付けがされているようだ。主人公は兵役が
終って作家を目指している男性。そんな彼が街で幼馴染みの
女性と出会い、アフリカに行く彼女の留守中に猫の世話を頼
まれる。こうして彼女の家に出入りするようになった主人公
だったが、帰国した彼女には旅行先で出会ったという男性が
いて、その男性は主人公にビニールハウスを焼く話をする。
しかし男性の言う時期に火災は発生しなかったが…。一応は
ミステリーなのだろうけど、事件が起きる訳でもなく、不思
議な作品だ。出演は2016年『王の運命』などのユ・アイン、
2012年6月紹介『ウォーキング・デッド』などのスティーヴ
ン・ユン、それにオーディションで選ばれた期待の新人チョ
ン・ジョンソ。公開は2月1日より全国ロードショウ。)
を観たが、全部は紹介できなかった。申し訳ない。
01月13日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る