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On the Production
by 井口健二
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■ワイルド7、わが母の記、顔のないスパイ、ピープルvs.GL、ビーストリー、幕末太陽伝、メランコリア、ウォーキング・デッド+Oscar/VFX
るらしいとの情報を得て、彼は都市に向かうのだが…
第2話では、そのアトランタでゾンビの大群に取り囲まれた
主人公が辛くもアジア系の青年に助けられ、その仲間と共に
デパートで物資を調達し、さらに逃走路を見付けて郊外にあ
る彼らのキャンプに向かう。
そして第3話では、主人公はそのキャンプに居た妻子と再会
し、彼らと共に行動を始めるが…。
さらにアトランタに暮らす他のグループとの遭遇や、主人公
らのキャンプにもゾンビが現れ、仲間の何人かが襲われる事
態も発生する。そしてついに主人公らはCDCに向かうこと
を決意するが、そこには新たな展開が待ち受けていた。
本シリーズは、CS放送ではすでに全13話のシーズン2に突
入し、シーズン3の製作も決定されている。そのシーズン2
の開幕はシーズン1の38%増しの視聴者を得たとのことで、
これはかなりの高評価が得られていると考えていいようだ。
監督は、第1話のダラボンに続いて、第2話は昨年5月紹介
『ブレイキング・バッド』なども手掛けるミシェル・マクラ
レン。以下、監督は各話ごとに異なるが、物語の連続性やト
ーンなどが統一されているのはさすがと言うところだ。
物語の全体はゾンビものだが、そこに描かれているのは、通
常2時間程度の映画では描き切れないサヴァイヴァルの現実
と言っていいようなもの。それは命からがら集まった人々の
寄り合い所帯だから意見も纏まらないし、中には変な行動を
取る奴も現れる。
さらに主人公の同僚と家族を巡る話など…。その辺の描き込
みが、時間のたっぷりあるテレビシリーズの良さとも言えそ
うだ。
それに第6話の急激な展開から、さらに第2シーズンに向け
た期待も大きく膨らむものになっている。
* *
アカデミー賞でVFX部門を争う第1次の予備候補作15本
が発表された。
今年の15本は、“Captain America: The First Avenger”
“Cowboys & Aliens”“Harry Potter and the Death
Hallows Part 2”“Hugo”“Mission: Impossible - Ghost
Protocol”“Pirates of the Caribbiean: On Stranger
Tides”“Real Steel”“Rise of the Planet of the
Apes”“Sherlock Holmes: A Game of Shadows”“Sucker
Punch”“Super 8”“Thor”“Transformers: Dark of the
Moon”“The Tree of Life”“X-Men: First Class”となっ
ており、この中から来年1月4日に2次候補の10本が発表さ
れ、さらに1月19日にロサンゼルスでVFX部門会員向けの
フッテージの上映会が行われて、1月24日に他の部門と一緒
に5本の最終候補作が発表される予定だ。
なお15本の中では、“The Tree of Life”が異色の選出と
して話題になっているようだが、これは今年6月の紹介記事
でも書いたように、僕には『2001年宇宙の旅』を想起させる
作品だったから、それなりの納得はできたものだ。
逆に“Green Lantern”の落選も話題にはなっていたが、
今年はアート的な作品に評価が集まっているとのこと。でも
それなら、今回紹介“Melancholia”の落選も気になるが、
そちらへの言及はなかったようだ。
12月11日(日)
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