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On the Production
by 井口健二
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■ビー・デビル、魔法少女を忘れない、抱きたいカンケイ、生き残るための3つの取引+バンコク遠征記(前編)
掛けていたが、なかなか回答が得られなかったものだ。
そして飛行機に搭乗。乗ったのは多分ボーイング747と
思うが、30年前の記憶と変わらない機内の様子には、何か懐
かしさと安心感も込み上げてきた。
その機内では朝食とキャビンごとのスクリーンで新作映画
のサーヴィスがあったが、上映されたのは、昨年12月5日付
で紹介した『恋とニュースのつくり方』。実はこの作品は、
必要があってもう1回試写を観ていたのだが、何と3度目を
観ることになってしまった。でもまあ今回は日本語吹き替え
だったし、元々嫌いな作品ではないので楽しめたものだ。
さらにタイペイでは、ターミナルビルを替えての乗り継ぎ
だったが、ターミナルビルを繋ぐシャトルの乗車も楽しめた
し、待機時間も短くて快適に乗り継げた。ただしタイペイの
気温が予想外に低く、空港内では自宅から成田まで着用した
ダウンの上着が役に立つほどだった。時間的には正午過ぎの
時間帯だったが、この寒さは異常気象なのだろうか。
その後のタイペイ−バンコク間は少し小振りの飛行機だっ
たが、最新鋭機らしく何とエコノミー席にも座席ごとにモニ
ターがあり、映画は10本以上から選べるようになっていた。
しかしタイペイを過ぎると機内の日本語は全くなくなり、映
画も吹き替えはもちろん字幕も全くなし。そこで判り易いア
クションものということで“Unstoppable”を選択したが、
何故か英語の他にイタリア語の吹き替えはあったようだ。そ
れに漢語の字幕は付いていた。
そんな映画を観ながら機内食の昼食を食べ、タイへの入国
書類を書いたころには、バンコク空港が近づいていた。因に
飛行時間はそれぞれ4時間弱で、国内移動では夜行バスで九
州に行くより短いものだ。エコノミーの座席はバスの座席と
もあまり変わらないし、とりあえずそんな気分でバンコクに
到着することが出来た。
空港では、今回の旅行は応援用のユニホームにタオルマフ
ラー、それに下着などを持参しただけでスーツケースもない
身軽さだったので、さっさと入国審査と税関を抜け、とりあ
えず両替所で1万円だけ現地通貨に交換して現地案内人の許
へ、そこでしばし他の乗客を待って混載の車でバンコク市内
へと向かった。
そのバンコクは夕刻過ぎのころで、日本で聞いていたほど
には暑くもなく、日本から着て行った長袖でも問題なかった
ほどのもの。移動の車内はクーラーも利いていたし、まずは
問題なくホテルに到着することが出来た。
ただし今回の旅行は、約30年ぶりということもあってか、
知らず知らずの内に緊張はしていたようで、ホテルの部屋に
入ったときには疲労も頂点で外出する気分にもなれず、結局
この日の夕食はホテルのダイニングで済ますことにしてしま
った。そこではトム・ヤム・クンを含むタイ料理のコンボを
頼んだが、それも全部は食べ切れない有り様。以前の海外旅
行ではそんな記憶はなかったが、久しぶりの旅行というのは
いろいろな意味で緊張してしまうもののようだ。
ということで今回はバンコク到着まで、続きと試合観戦の
感想などはまた次回に書かせてもらうことにします。
02月20日(日)
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