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On the Production
by 井口健二
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■食べて祈って恋をして、三国志、遠距離恋愛、アブラクサスの祭、脇役物語+製作ニュース
えている。だから出来るだけ早く脚本の執筆を始めたいし、
『アバター』や『スタートレック』のようなクリーチャーの
デザイン、新しい世界の構築に一刻も早く取り掛かりたいん
だ」と語るなど、かなり入れ込みモードのようだった。
 因に物語は、左腕にサイコガンと呼ばれる武器の仕込まれ
た身体で銀河中にその名を轟かせた「海賊コブラ」が、銀河
パトロールはもとより海賊ギルドからも賞金を賭けられる身
となり、一旦は自分の記憶も消して身を隠すが、ふとしたこ
とからそれが甦って、再び冒険を繰り広げるというもの。主
人公はほぼ不死身で、登場する女性たちは皆セクシーという
エンターテインメント性の高い作りになっている。
 それをアジャ監督がどのように料理するかも楽しみだ。
        *         *
 そしてもう1本の情報は、3D+SF映画『アバター』を
大成功させたジェームズ・キャメロン監督に関するもので、
以前から何度も紹介している“Battle Angel Alita”につい
て、監督自身はまだ断念してはいないとのことだ。
 この原作は、日本では1990年〜95年に雑誌連載された木城
ゆきと原作の『銃夢』という作品が、海外版出版時に上記の
英語題名とされたもので、その際に主人公の名前もAlitaに
変更されているものだ。
 その主人公は、投棄されたスクラップの山の中から再生さ
れた記憶を失った少女型戦闘サイボーグという設定で、その
主人公がいろいろな強敵と戦う物語が展開される。そしてそ
の戦いの度に彼女の脳裏に過去の記憶が甦ってくるが、それ
は彼女たちの暮らす未来社会の根底を揺るがすものになって
行く、というお話のようだ。
 その実写映画化に関しては、2004年頃からキャメロン監督
が進めていることを公言していたものだが、監督にはその後
『アバター』の企画が進められるなどで遅れが生じていた。
 その計画に関して今回は“Avatar Special Edition”の公
開を前にしたインタヴューの中で回答したもので、それによ
ると、「計画は今も進行中だ。あの作品はまだ僕のレーダー
の中にある。脚本は『アバター』に着手する前に書き上げて
おり、僕の最も愛するストーリーだ。原作は有名なものでは
ないが、それを皆さんにお観せしたいのだ。だが僕は無限の
時間を持っている訳ではないんだ。」とのことだ。
 つまり、キャメロン自身はやりたいが、周りの状況がそれ
を許してくれないということで、実際キャメロンには、すで
に“Avatar 2”の計画がスタートしているし、実在のフリー
・ダイヴァーを描く“The Dive”の計画も進められている状
況では、あまり有名でない作品の映画化は、キャメロンとい
えども進め難いというのが本音のようだ。
 それなら、他の監督に脚本を渡して、キャメロン自身は製
作で参加すれば良いという意見もあるようだが、それ以上に
愛している作品なら、それも難しいということなのだろう。
今回はとりあえず計画は消えていないということで報告がさ
れていたものだ。
        *         *
 最後に昨年8月30日付で紹介したほくほく線のイヴェント
列車ゆめぞら号に機会があってまた乗ってきた。
 ところが今回は、デッキ部分の照明が明るくて、肝心の映
像を充分に楽しめなかった。いろいろな乗客からの注文もあ
るのだろうが、デッキ部分からの光が入らないようにするな
ど、もう少し工夫をしてほしいものだ。これではせっかくの
映像がもったいない感じがした。

08月22日(日)
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