ID:47635
On the Production
by 井口健二
[460331hit]
■第132回
今回はこの題名がよく登場するが、『300』を監督した
ザック・スナイダーが、自身のアイデアによるゾンビ物で、
“Army of the Dead”という計画をワーナーで進めることが
発表された。
物語の舞台は、そう遠くない未来の隔離されたラスヴェガ
ス。ゾンビが横行するその世界で、死期の迫った娘を救おう
とする父親を主人公にした作品ということだ。因に、スナイ
ダーは、ユニヴァーサル製作のリメイク版『ドーン・オブ・
ザ・デッド』で評価を得て、『300』の監督に起用された
もので、その彼が再びゾンビに挑むというのは興味を引かれ
るところだ。
ただし、スナイダーの次回作には、アラン・モーアとデイ
ヴ・ギボンズの原作で、引退したスーパーヒーローたちがチ
ームを組み、いろいろな災害から世界を救う姿を描いたグラ
フィックノヴェル“Watchmen”の映画化が、ワーナー製作で
夏の後半からの撮影、2008年の公開予定になっており、ゾン
ビの映画化はその後になりそうだ。
また、スナイダーは、夫人のデブラと共にワーナー傘下で
プロダクションを設立。今回の“Army…”もそのプロダクシ
ョンで製作されるものだが、さらに同プロダクションでは、
スナイダーのアイデアによる“Sucker Punch”という題名の
アクション−ファンタシーの計画も進めているそうだ。
* *
最後はキャスティングの情報で、
まずは、撮影開始された“National Treasure: The Book
of Secrets”に、“The Queen”でオスカー主演女優賞を受
賞したばかりのヘレン・ミレンと、エド・ハリスの出演が発
表された。因に物語は、ニコラス・ケイジ扮するトレジャー
・ハンターのベン・ゲイツが、リンカーン暗殺事件の謎に挑
むというものになるようで、ハリスは悪役を演じるそうだ。
またミレンは、ゲイツの母親役ということになっている。こ
の他、ダイアン・クルガー、ジャスティン・バーサ、ジョン
・ヴォイド、ハーヴェイ・カイテルも前作と同じ役柄で再登
場する。全米公開は12月21日。
“Harry Potter”シリーズ最後の2作に、前回報告したダ
ニエル・ラドクリフに続いて、ルパート・グリントとエマ・
ワトスンも契約を結んだことが発表された。実は、ワトスン
については、推定で390万ドルのオファーがされていたもの
だが、彼女自身がいつまでも「ハリー・ポッターの女の子」
と言われることに嫌気が差しているという事前の情報も流さ
れ、去就が心配されていた。しかしこれで3人揃って全作を
完遂することになりそうだ。
そろそろ撮影開始の情報も流れそうな“Sin City 2”に関
して、ジョニー・デップとアントニオ・バンデラスに出演の
期待が高まっている。2人はロベルト・ロドリゲス監督の親
友ということで、特にデップに関しては、前作でもジャッキ
ー・ボーイの役で出演の可能性があったが、スケジュールの
都合で実現しなかったとのこと。今回は、前作より良い役を
用意して待っているそうだ。2人とも契約は結ばれていない
が、今までの例から見て撮影に多くの時間が掛かるとも思え
ないもので、何とか少し暇を作ってもらいたいものだ。
04月01日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る