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On the Production
by 井口健二
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■ボンボン、女帝、フランドル、キャラウェイ、それでも生きる子供たちへ、300、ルオマの初恋、イノセント・ワールド
ハッスル』を押さえてナンバー1を記録したそうだ。
主演は、アンディ・ラウと、台湾出身の歌手でもあるレネ・
リウ。『女帝』では新皇帝役のグォ・ヨウ。さらに『シルバ
ーホーク』などのリー・ビンビン。他にワン・バオチアン、
チャン・ハンユーらが共演している。
ワン・ポーとワン・リーは、スリや詐欺などをしている男女
2人組。しかし、女性のリーはそろそろ稼業から足を洗いた
いと考えている。そして、詐欺で手に入れたBMWでラサを
訪れたとき、彼女は寺院の修復現場で働いていた純朴な青年
と出会う。
その青年は5年の年季を終えて故郷に帰ろうとしていたが、
純朴な彼は泥棒などいないと信じて5年分の給金を現金で持
ち歩いていることを広言してしまう。これを見たポーはその
金を奪うことを考え、リーはそれを守ることを決意して同じ
列車に乗り込む。
しかしその列車には、彼らの他に、組織された大人数の窃盗
団も乗り込んでいた。こうしてポーとリー、それに窃盗団の
三つ巴の戦いが始まるが…果たしてリーは青年の金を守り切
れるのか。
手品のようなスリのテクニックやかなり乱暴な強盗の手口。
またトリックなども次々に登場し、さらに列車の屋根の上で
のアクションなども満載の娯楽作品。物語上での多少のハプ
ニングは発生するが、全体の流れは緻密に計算されていて、
見応えも在った。
ラウのちょい悪ぶりも魅力的だし、リウの成熟した女性と、
対照的にコケティッシュさを発揮するビンビンも魅力的だっ
た。さらにヨウの窃盗団のリーダーと、バオチアンの純朴な
青年などのキャラクターも魅力的に描かれている。正月映画
ナンバー1の記録も頷ける作品だ。
なお、映画のオープニングを、サンパウロ生まれの日系人歌
手小野リサが歌う『ラヴィアン・ローズ』が飾っている。
03月20日(火)
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