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On the Production
by 井口健二
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■第131回
してギャング団の巣窟にもなっていたということだ。そして
物語は、アパルトヘイトの末期にソエトからこのポンテ・タ
ワーにやってきた少女が、混乱の中を生き抜いて行く姿を描
くとされている。
なおこの物語は、ドイツ人の作家ノーマン・オーラーの原
作に緩やかに基づくとされているが、その脚本を、1989年の
『スキャンダル』などで物議を醸したマイクル・トーマスが
担当しているものだ。
製作は、イギリスと南アフリカの共同で行われる予定で、
撮影も現地で行うとされている。珍しい土地での映画には興
味が湧くところだ。
* *
最後に、キャスティングの情報をまとめて紹介する。
まずは、“Harry Potter”シリーズ主演のダニエル・ラド
クリフが、シリーズ最後の2作への出演契約を結んだことが
発表された。これはラドクリフ自身のウェブサイトで公表さ
れたもので、それによると、今年9月に撮影開始の“Harry
Potter and the Half-Blood Prince”と、その後に撮影され
る最終作“Harry Potter and the Deathly Hallows”につい
ても出演契約を結んだということだ。これで、当初は第3作
までと言われたラドクリフが、全作品でハリー・ポッターを
演じることが決定したものだ。なお、映画化第5作『不死鳥
の騎士団』は7月13日の全米公開が予定されている。
いよいよ撮影が開始された“Get Smart”の劇場版映画化
に、オスカー助演賞を受賞したばかりのアラン・アーキンの
出演が発表された。役柄は、オリジナルではエドワード・プ
ラットが演じたCONTROLのチーフということで、これ
で、主演のスティーヴ・カレル、アン・ハサウェイ、さらに
第128回で紹介したドウェイン・ジョンスン、テレンス・ス
タンプと併せ、主要な役柄はすべて揃ったことになる。アー
キンへの出演交渉は受賞式前から行われていたのだろうが、
良いタイミングの発表で強力な助っ人という感じだ。
『バットマン・ビギンズ』の続編“The Dark Knight”の
配役で、前作ではケイティ・ホームズが演じたレイチェル・
ドーズ役に、『主人公は僕だった』などのマギー・ギレンホ
ールが話し合われているということだ。ギレンホールは、何
となくインディペンデンス系という感じの女優だが、最近は
ハリウッドの大作にも顔を出すようになって、遂にテントポ
ール作品のヒロインということになりそうだ。因にホームズ
は、先に“Mad Money”という作品に出演が決まっており、
その発表の時点で続編への出演はないとされていた。“The
Dark Knight”の撮影は、今年の春後半か夏の初めに開始さ
れ、公開は2008年夏の予定になっている。
もう1本は、残念な情報で、何度か紹介している“Bunny
Lake Is Missing”のリメイクについて、リーズ・ウィザー
スプーンの降板が発表された。この計画は当初からウィザー
スプーンが自らのプロダクション=タイプAで進めていたも
のだが、ようやく決まった監督のジョー・カーナハンとの意
見が対立し、結局彼女が降りることになったものだ。ただし
撮影は、監督のスケジュールの都合で4月開始を動かすこと
が困難になっており、製作会社のスパイグラスは早急に後任
のスター女優を探さなくてはならないようだ。
03月15日(木)
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