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On the Production
by 井口健二
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■ボビ−、恋愛睡眠のすすめ、恋しくて、鉄人28号、かちこみ!、モンゴリアン・ピンポン、ポイント45、忍者
監督は、脚本家出身で本作が監督デビュー作となるゲイリー
・レノン。脚本が良くまとまっているし、配役に固定的な顔
ぶれを集めているので、演出も無難という感じだった。
『忍者』“終極忍者”
日本の映画配給会社アートポートの出資で、2004年に日本・
香港・中国の合作で製作されたアクション作品。
日本から格闘家の魔裟人、『爆裂都市』の白田久子が出演、
大陸出身で『カンフーハッスル』などに出ていたホワン・シ
ェンイーや、香港のテレビなどで人気者のウォン・ジーワー
らが共演している。
どんなウィルスにも効くという究極のワクチンが開発され、
そのワクチンを悪の組織が狙う。つまりこのワクチンを確保
した上で、危険なウィルスをばらまき、ワクチンを必要とす
る政府に高値で買わせようという魂胆だ。
ところがそのワクチンは、超合金の小箱に納められ、その開
け方はワクチンを開発した博士しか知らなかった。しかもそ
の博士を、ワクチンを奪いに行った組織の手先が殺してしま
う。しかし組織は、博士がもしもの時にはコピーという男の
殺害を命じていたことを突き止める。
つまりこのコピーという男が小箱を開ける方法を知っている
らしい。そこでコピーを確保しようとする組織の忍者と、博
士の命令通りコピーの殺害を狙う女忍者、それにコピーの命
を守りたい女忍者らが入り乱れ、三つ巴の闘いが始まる。
この組織の忍者を魔裟人が演じ、殺害を狙う女忍者を白田、
守る女忍者をホワン、さらにコピーをウォンが演じている。
なお魔裟人と白田のせりふはすべて中国語に吹き替えられて
いたものだ。
実は映画の物語では、伊賀と甲賀の闘いというのも裏側にあ
って、それなりの物語が進む。それで魔裟人と白田なのかと
も思ったが、せりふは中国語だし、何故伊賀と甲賀なのかは
良く判らなかった。
でもまあ、どのみち荒唐無稽な話ではあるし、一方、アクシ
ョンシーンにはジャッキー・チェンのアクションチームのス
タッフなども参加しているということで、白田も果敢にワイ
ヤーアクションに挑戦して、それなりに様になるアクション
を展開していた。
脚本と監督は、『八仙飯店之人肉饅頭』などで知られるハー
マン・ヤウ。さすがベテランの作品らしく、物語はしっかり
しているし、演出もそつなく決まっている感じだった。
なお、白田は今年のミスインターナショナル日本代表に選ば
れているそうだ。
02月10日(土)
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