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On the Production
by 井口健二
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■第126回
“Superman”の中心会社となっている。
 老舗あり新興ありの会社別だが、実はこの予備候補の中に
“Charlotte's Web”と“Flags of Our Fathers”が入って
いないことが話題になっている。
 この2本はどちらもアメリカはパラマウントの配給だが、
“Charlotte”はティペットスタジオと、“Flags”はディジ
タル・ドメイン がVFXを担当したもので、特に“Flags”
の全てCGIによる米軍上陸のシーンは見事なものだった。
予備候補に入らなかった理由はよく判らないが、今回の発表
の中ではサプライズとされていたものだ。
 それから長編アニメーション部門では、今回も予備候補は
出ていないが、今年度は16本のエントリーがあったというこ
とで、最終候補は5本になるようだ。
        *         *
 後は短いニュースをまとめておこう。
 ロブ・ゾンビ監督で進められている“Halloween”のリメ
イクで、オリジナルではドナルド・プレザンスが演じていた
ドクター・ルーミス役を、マルコム・マクダウェルが演じる
ことが発表された。『if...もしも』や『時計じかけのオレ
ンジ』の怪演で知られるマクダウェルは、ゾンビ監督の最も
好きな俳優ということで、「彼のおかげでこの作品は新たな
古典となる」と期待を語っている。アメリカ公開はディメン
ションの配給で、8月31日に予定されている。
 ティム・バートン監督、ジム・キャリー主演で、製作費の
高騰のため頓挫していた“Ripley's Believe It or Not!”
について、新たに脚本家のスティーヴ・オーディカークが、
製作費圧縮のリライトを行うため契約したと、パラマウント
から発表された。オーディカークは、キャリー主演の『エー
ス・ベンチュラ』の続編で脚本・監督を手掛けた他、最近の
『ブルース・オールマイティ』とその続編の脚本も手掛ける
など、キャリーの長年の盟友として知られる人物だが、最高
1億5000万ドルにまで膨れ上がった製作費をどこまで削減で
きるか、手腕が注目されるところだ。撮影は2008年の冬期に
中国で開始し、2009年の公開が期待されている。
 最後に、長年の懸案となっていた“Indiana Jones 4”に
ついて、ジョージ・ルーカスが「2007年中の撮影と、2008年
の公開を目指す」と語ったことがAP通信で伝えられたよう
だ。そのインタヴューでは、すでに脚本は完成して、スティ
ーヴン・スピルバーグとハリスン・フォードもOKしたとい
うこと。内容的には「アクション主体の映画ではなく、もっ
と人物を描くものになっている」ということだが、「非常に
ファンタスティックなテーマの物語だ」とのことだ。元々こ
の計画では、スピルバーグとフォードは了承しても、ルーカ
スがなかなかOKしなかったもので、今回のルーカスの発言
は、本気で進めることになったものと期待できる。ようやく
インディ最後の冒険が見られることになりそうだ。
 では、今年もよろしくお願いします。なお1月10日の映画
紹介は、試写がまだ始まらないため掲載できません。他に何
か載せられると良いと思っていますが。

01月01日(月)
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