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On the Production
by 井口健二
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■第119回
 続編の情報で、
 1本目は、2000年度アカデミー賞で、作品、主演男優など
5部門を受賞したリドリー・スコット監督“Gladiator”の
続編を、ラッセル・クロウ主演で計画していることが、スコ
ット監督の口から公表された。この計画は、当初は2003年に
も製作することで検討されていたものだが、その時は続編と
する適当なストーリーのアイデアが浮かばず諦めたのだそう
だ。しかし、今はそのアイデアがあるということで、実現が
可能になったとしている。ただし、残る唯一の問題はクロウ
のスケジュールだそうで、彼の身体が空くのが何時になるか
判らないようだ。なお、前作の結末については問題ないとし
ているものだ。
 お次は、1999年“The Mummy”(ハムナプトラ)と2001年
“The Mummy Returns”(ハムナプトラ2)に続く、シリー
ズ第3弾が計画され、その主演にブレンダン・フレイザーと
レイチェル・ワイズの再登場が期待されている。この計画で
は、前2作の脚本、監督を手掛けたスティーヴン・ソマーズ
は降板が表明されており、替って脚本はアルフレッド・ゴー
フとマイルズ・ミラー、監督にはジョー・ジョンストンの起
用が発表されている。そして、すでにフレーザーの契約は行
われたとの噂もあるようだが、さらにフランス・ドウヴィル
映画祭に出席したワイズから「まだ読んでいないけど、新し
い脚本は出来たようです。来年の夏にはやるんじゃないかし
ら。私も出ることは間違いないわ」との発言があったという
ことだ。なお物語は、前2作からは設定が少し変るというこ
とで、題名は“The Mummy 3”にはならないそうだ。
 続編の最後は“Bond 22”で、2008年5月2日と発表され
ていた公開日を、11月7日に変更することが発表された。こ
れは、監督に予定されていたロジャー・ミッチェルの降板が
主な理由だが、その後、一時は『ラブ・アクチュアリー』の
リチャード・カーティスの名前も挙がっていたが決定には至
っていないようだ。なお、以前に用意された脚本は全て白紙
に戻されたという情報もあるようで、半年の延期というのは
多分“Casino Royale”の公開まで凍結という意味だと思わ
れるが、そこから仕切り直しというのは多少心配になるとこ
ろだ。もっとも、元々『007』の封切りは秋が定番だった
ものだし、特に11月7日というのは過去にも選ばれた日付と
思われるから、この方が落ち着く感じはする。後は、早めに
監督を決めて、来年前半には撮影開始に漕ぎ着けてもらいた
いものだ。
        *         *
 最後に、前回第3作の副題が“At Worlds End”と正式に
決まったことを紹介した『パイレーツ・オブ・カリビアン』
で、第2作『デッドマンズチェスト』の興行収入が全世界の
合計で10億ドルを突破したことが報告された。これは『タイ
タニック』(18億ドル)『LOTR王の帰還』(11億3000万
ドル)に次ぐ快挙となるものだが、この先1億3000万ドルの
積み上げはちょっと難しそうで、当面3位の座は確定という
感じのようだ。ただし、『王の帰還』は3部作の3作目が記
録したもので、そうなると同じ第3作の“At Worlds End”
にも、記録更新の期待が集まる。しかし来年5月25日に予定
されている全米公開の直前には、4日に“Spider-Man 3”、
18日に“Shrek the Third”と、いずれも人気シリーズ第3
作の公開が計画されており、これはかなりハイレベルの戦い
になりそうだ。

09月15日(金)
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