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On the Production
by 井口健二
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■第115回
 この計画については、第93回の記事では、脚本を執筆した
クリス・ウェイツが監督は降板することを表明し、替りの監
督の起用が発表されたものだったが、その後任監督が今年の
5月に「創造上の相違」を理由に降板を表明、しかしその時
点ではすでに製作準備がスタートしていたことから、急遽元
の計画通りウェイツが監督することになったものだ。因に、
ウェイツが降板したのは、当時の技術的な問題によるものだ
ったということだが、それは2004年の話で、その後の2年間
で技術的な問題は解決しているようだ。
 また、この作品には、全イギリスで募集された10,000人を
超える少女の中からダコタ・ブルー・リチャーズという12歳
の少女が選出され、主人公のライラ・ベラキュアを演じるこ
とになっている。物語の中で彼女は、武装したクマや魔法使
い、その他のファンタスティックの生物たちと共に、親友救
出の旅を行うことになるというものだ。
        *         *
 ソニー傘下のジャンルブランド=スクリーン・ジェムズが
韓国の那民友(ヒョン・ミンウ)原作のコミックスで英題名
“Priest”の映画化を行うことになり、その主演にジェラル
ド・バトラーの出演交渉が行われている。
 物語は、終末戦争後の世界を背景に、姪を吸血鬼集団に誘
拐された司祭が、教会の掟に背いて邪神と契約し、超能力を
駆使する戦士となる。そして若い保安官や女性司祭とチーム
を組み、全米に点在する吸血鬼の巣窟を襲って行くというも
の。この司祭役にバトラーの出演が交渉されているものだ。
 なおこの報道では、バトラーは『オペラ座の怪人』として
紹介しているものが多かったようだが、バトラーといえば、
2000年の“Dracula 2000”(ドラキュリア)で吸血鬼を演じ
た実績が先にあるもので、そのバトラーが吸血鬼ハンターを
演じるのが、この作品の面白さだと思えるところだ。
 監督は、2005年リメイク版の“The Amityvill Horror”を
手掛けたアンドリュー・ダグラス。この作品はオリジナルよ
り評価が高いようなので、ホラー演出は期待できそうだ。
        *         *
 今回は最初にちょっと怪しげな話題を報告したが、最後も
かなり怪しげな情報で、6月15日付の第113回で“Fantastic
Four”の続編にシルヴァー・サーファーが登場することを
紹介したその役を、ヴィン・ディーゼルが演じるという噂が
広まっている。
 この噂の元は、続編を監督するトム・ストーリーの発言と
いうことだが、さらにそれを裏づける話として、ディーゼル
が6月1日付第112回で紹介した“Black Water Transit”の
出演を明確な理由なしにキャセルしたということも伝えられ
ていた。しかし、その後にディーゼルが“Black…”には出
演しているという情報もあり、一方、ディーゼルの情報では
“Hannibal”が秋にも撮影開始できる状況になっているとい
うことで、彼がスーパーヒーローを演じる可能性はかなり低
くなっているようだ。
 この他、“Indiana Jones 4”には、ナタリー・ポートマ
ンがインディの娘の役で出演するという噂も拡がるなど、本
当に怪しげな噂が飛び交っている状況だ。
        *         *
 最後の最後に、ブライアン・シンガー監督に、ワーナーか
ら“Superman vs.Batmann”のオファーがあったことが報告
された。ただしシンガーは、その前に現在の“Superman”の
物語を完結させたい意向とのことで、実現は少し先になりそ
うだ。

07月15日(土)
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