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On the Production
by 井口健二
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■第45回
どホラーとスリラーを専門に製作しているチームだそうだ。
* *
後半は、短いニュースをまとめて紹介しよう。
まずは、第38回で紹介したクライヴ・カッスラー原作によ
る“Sahara”の映画化で、スティーヴ・ザーンの共演が発表
されている。この映画化は、主人公のダーク・ピット役をマ
シュー・マコノヒーで進められているものだが、ザーンの役
柄はアルというピットの相棒の役だそうだ。ブレック・アイ
スナーの監督で、撮影は10月からイギリスとモロッコで行わ
れることになっている。なお今回の報道でも、シリーズ初の
映画化となっているようだ。
第3作の“Harry Potter and the Prisoner of Azkaban”
が撮影中の『ハリー・ポッター』シリーズで、第4作にして
初めてイギリス人の監督が起用されることになった。撮影中
の第3作は04年6月4日公開が予定されているが、第4作の
“Harry Potter and the Goblet of Fire”は05年に公開さ
れるもので、スケジュール的には第3作に続けて撮影の可能
性もある。そしてその監督に、『フォー・ウェディング』な
どのマイク・ニューウェルの起用が発表された。
ニューウェルは、ワーナーが配給するジュリア・ロバーツ
主演の“Mona Lisa Smile”を完成させたところで、それに
続けて交渉されたようだ。確か俳優は全てイギリス人に拘わ
ったはずだが、監督はアメリカ人のクリス・コロンバスに続
いて、メキシコ人のアルフォンソ・キュアロンだった訳で、
ようやくその後を受けてのイギリス人監督の登板となった。
なおニューウェルは、文芸作品では1977年製作の“The Man
in the Iron Mask”(鉄仮面)を手掛けたことがある。
もう1本、イギリス製のファンタシーの映画化で、イーデ
ィス・ネズビットが1902年に発表した“Five Children and
It”の撮影がケネス・ブラナーなどの出演で始まっている。
お話は、第1次世界大戦を背景に、ロンドンから海辺の町に
疎開してきた子供たちが、砂丘に住む願いを叶えてくれる妖
精を見つけて、いろいろな冒険をするというもの。日本では
『砂の妖精』の邦題で知られるが、確かBBCでドラマ化さ
れたことがあり、また、NHKが『お願いサミアドン』の題
名でアニメシリーズ化したこともある。
最後に、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の大ヒットを
受けて、いよいよ海賊映画の企画が出始めてきた。その1本
目は“Devil's Crew”という作品で、1718年を時代背景に、
黒髭と呼ばれた海賊を捕えるために派遣されたロバート・メ
ンバード大尉率いる王立海軍の物語。実話に基づく物語のよ
うだが、かなり過酷な作戦となった航海を描いたもので、ラ
ヴィ・バインズとアレックス・ハラキスの脚本をMGMが取
り上げて映画化を目指すことになっている。企画は、これも
大ヒットとなった“American Wedding”を手掛けたザイド/
ペリー・エンターテインメントが担当している。
08月15日(金)
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