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On the Production
by 井口健二
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■おさるのベン、マーティ・シュプリーム、水の中で息をする-彼女でも彼でもなく-、ウィキッド永遠の約束、ランニング・マン、ヒグマ!!
そしてオーディションを突破した主人公は街に放たれ、その
後をハンターたちが追い始めるが…。
出演は、2003年9月紹介『スパイキッズ3−D:ゲームオー
バー』が映画デビュー作というグレン・パウエルと、2012年
5月紹介『リンカーン弁護士』などのウィリアム・H・メイ
シー。
さらに2008年5月紹介『落下の王国』などのリー・ペイス、
2011年4月紹介『スコット・ピルグリム』などのマイケル・
セラ、2021年『コーダ あいのうた』などのエミリア・ジョ
ーンズ。
他にダニエル・エズラ、ジェイミー・ローソン、ショーン・
ヘイ、ケイティ・オブライアン、コールマン・ドミンゴ。そ
して2016年1月紹介『ボーダーライン』などのジョシュ・ブ
ローリンらが脇を固めている。
殺人ゲームをテレビで実況中継するという話では、アメリカ
のSF作家ロバート・シェクリーが1953年に発表した小説を
1965年にマルチェロ・マストロヤンニ主演で映画化した『華
麗なる殺人』“La decima vittima”が知られるが。
さらにシェクリーが1958年発表して1983年にフランスで映画
化“Le Prix du Danger”された小説「危険の報酬」では、
正しく生死を掛けた逃亡ゲームが描かれているそうだ。
そして本作の原作も1987年にアーノルド・シュワルツェネッ
ガー主演で一度映画化『バトルランナー』されており、本作
はそのリメイクでもある。
そんな定番とも言える物語だが、今回の映画化では民衆の熱
狂ぶりが特に強調して描かれており、それはSNS時代の何
にでも構わず尻馬に乗る現代の風潮を表現しているようで、
今、正にそんな時代が追いついた作品とも言えそうだ。
公開は2026年1月30日より全国ロードショウとなる。
なおこの紹介文は、配給会社東和ピクチャーズの招待で試写
を観て投稿するものです。
* *
最後に速報で、10月12日に紹介し11月9日に公開延期を報
告した内藤瑛亮脚本・監督、鈴木福主演の映画『ヒグマ!!』
が、2026年1月23日から一般公開されることになった。
この作品は以前にも書いたように決しておちゃらけたもの
ではなく、社会性を持って真面に制作された映画だが。時勢
柄というか、SNS界隈では不謹慎な投稿で映画を観てもい
ない連中からバッシングを浴びていた。
しかし情勢から考えてそのバッシングには当らないという
判断が出されたのか、ようやく公開ができる運びとなったよ
うだ。僕自身は映画を観て、出演者の頑張りも伝わってくる
作品だったので、公開決定を嬉しく思うものだ。
ただこの作品は殊更ヒグマを悪く描いているものなので、
公開後はおバカな動物愛護派から文句が出るかもしれない。
しかしその辺は頑張って映画を守って欲しいものだ。
とにかく映画が公開されることにはほっとした。来年はい
い年になりそうだ。
12月21日(日)
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