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On the Production
by 井口健二
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■ワンダーランド北朝鮮、私の人生なのに(7号室、悲しみに、ポップ・アイ、ラ・チャナ、バッド・G、オーケストラ・C、スターリンの葬送)
監督はこちらも俳優出身のラシド・ハミ。公開は8月18日よ
り、東京は新宿武蔵野館他で全国順次ロードショウ。)

『スターリンの葬送狂騒曲』“The Death of Stalin”
(スティーヴ・ブシェミがフルシチョフに扮するソビエト連
邦・最高指導者の突然の死を巡るドタバタを描いたブラック
コメディ。大粛清によって人々に恐怖を与え続けた指導者が
突然の死去。その死体を囲むマレンコフら政府要人たちは、
体制維持と自らの保身を賭けて様々な手を打って行くが…。
特にマレンコフとフルシチョフの主導権争いが熾烈になる。
マレンコフ役には2016年12月25日題名紹介『ザ・コンサルタ
ント』などのジェフリー・タンバー。他に、2017年12月紹介
『ロープ』などのオルガ・キュリレンコらが脇を固める。原
作はフランスのコミックスの映画化。2017年トロント国際映
画祭でプレミア上映されたが、ロシアでは上映禁止処分にな
っているそうだ。なお、スターリンの生地が全編英語の台詞
ではジョージアと発音されていたが、字幕は「グルジア」。
これは当時の状況からは正しく良い字幕だ。公開は8月3日
より、東京は新宿武蔵野館他で全国順次ロードショウ。)
を観たが、全部は紹介できなかった。申し訳ない。

06月17日(日)
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